庇護対象：妖精声優【男性声優】

プロローグ〜社長〜 ページ15

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　 『本日はよろしくお願いします

　 青二プロダクション所属の
　 江國Aと申します』


　 鈴村「インテンションの
　 鈴村健一です
　
　 今日はよろしくな〜

　 ここ最近ですごい活躍してるな〜
　 やっぱりうちに欲しかったわ笑」


　 『大変光栄な限りです

　 それに色々とお話ししてくださったのに
　 申し訳ないです』


　 鈴村「いやいや，いいんやで〜
　 自分で納得いったところに
　 入ったんやろ？」


　 『はい，沢山の選択肢を与えてもらったので
　 自分が1番思う単純な理由で
　 青二プロダクションにしました』


　 鈴村「言いたくなかったら
　 ええんやけど
　 最終的な決め手ってなんやったん？」


　 『自分の好きなアニメと出演声優さんの
　 リンク率が高かったからです

　 それに声優さんも務めてらっしゃる
　 社長さんのところに入ると
　 お仕事の場で一緒になることも
　 あるわけで・・

　 そうなるとなんとなく
　 甘えてしまう気がしたので』


　 鈴村「なるほどな〜

　 もしなんかあったら
　 うちはいつでも大歓迎やからな〜」


　 『心強いです』





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　 side鈴村





　 インタビューが放映され



　 話題になったあの日



　 この業界の人間が絶対に放っておかない

　

　 とは思ったし，自分もその一人だった





　 テレビ局に問い合わせてみると





　 想像以上の事務所が声をかけている





　 と言うことを知った





　 彼女の都合がいい日に



　 テレビ局へと足を運んだ





　 『失礼します』





　 その一言で





　 絶対うちに欲しい





　 強くそう思うほど惹かれた





　 結果はうちではなく





　 青二プロダクション





　 周りから心配されるほど落胆した





　 そして自分が仕事場で



　 会えることになる今日までに


　
　 彼女は鰻登りの活躍を見せていたし


　
　 声質だけでなく芝居も



　 最高のセンスと技術を持ち合わせていた




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