今日:16 hit、昨日:28 hit、合計:634,497 hit
小|中|大
13 ページ46
天使の目が、熱を帯びたように見えて
あれ、この目どこかで、と感じた瞬間
入ってきたのは可愛らしい女のひと。
「みさとさん、もうだめ」
「あらあら、なるほど、下なかなか片付かなくて!
それよりなにより、テヒョンくん、よく耐えたわね!」
えらいえらいと言いながら
その女性はAの所に駆け寄り、
「Aちゃん、住所言える?私が送るからね。今から車乗れそう?」
Aの手をそっと取った。
こくり、と頷く。
天使と、オーナーさんらしき人が外まで見送りに出る。
「みさとさん、おねがいします」
「おっけー。責任持って大事に送ります。」
そして天使が耳元で
囁く。
「Aちゃん、
きょうのこと
あしたおもいだしても、
もうにげるの、させないからね。」
その低い声と言葉が離れなくて
Aは
店を出てからのことはあまりよく覚えていない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1492人がお気に入り
1492人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽるこ | 作成日時:2018年9月11日 23時