どうすれば【レナ】 ページ16
生徒会
『ティナたちに何かあっては困るから関わりたくない。』
ポケトレクラブ
『興味はあるね。』
目の前にそびえ立つのは私立ポケモントレーナー学園。今日から僕はこの素晴らしき学び舎の生徒となったのだ。
『だが…』
僕はこの学園にふさわしいのだろうか。周りの学友たちには不良なんていないだろう…おそらくだが。
「ふぉこ？」
腕の中のティナが不思議そうに鳴いた。
『どうしたんだい、ティナ。僕の顔に何かついているかい？それともなにか不満が？』
「ふぉこふぉこぉ…」
いつものレナじゃない…と言いたげなティナ。そりゃそうだ。ここで過去の自分とサヨナラする。不良をやってたままでこの学校に入ってみろ、新たな友人ができる可能性が余計に低くなる。
『昨日も言っただろう、僕はこの学園で変わるんだよ』
それでも不満げな顔をしているティナ。小さいのに態度や行動は一人前なんだからたまったもんじゃない。
正直なところを言えば馴染めるかはわからない。不安だ。此処では今までのやり方が通用しない。そこらの力でねじ伏せられる奴らと格が違う奴らがわんさかいる。
そして肉体戦ではなくポケモンバトル。ティナたちは強いし所謂高個体値で僕の遊びに付き合わせていたから本来できない動きもできる。でも最強なわけでは無い。
噂で聞いた生徒会。彼らはとてもバトルが強いと言う。みんなじゃ太刀打ちできないかもしれない。ポケモンは奥が深い。性格や個体値、技の構成や持ち物で全てが変わってくる。生徒会の人たちが完璧にしてくるかはわからないが有利な相手ではないだろう。
生徒会の前で何かしでかしてしまったらどうなるんだろう。どうせ何処かでボロが出る。周りを怖がらせて嫌われる。明るく振る舞ってもまたバレる。どうすればいい？
「ふおっこぉ！！」
一気に現実に引き戻された。
「ぽかぁ！」
「こーん」
ティナだけではなくホプとユキも出てきていた。2匹とも肩に乗っているのに気がつかないなんてよほど考え込んでしまったんだろう。
気を使わせてしまったか。
『ごめんな、みんな。僕はもう大丈夫。みんながいるからね、大丈夫さ。さぁ、走ろうか！』
周りにあれほどいた人たちは少なくなっているし学校の方からバトルの音が聞こえる。入学式前だというのにポケモンバトルとは何かあったのかもしれないがどう考えても入学式の時刻が迫っているから早く行かなくては。
ホプとユキをボールに戻すとティナを抱え直して走り出した。
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ヒメアミ(プロフ) - 宣言通り長時間滞在、本当にすみません！入学式編完結しました！次は体育祭編の予定です！そして続編の始めで主催者から皆さんにお伝えしたいことがあります。すぐに続編作りますので、しばらくお待ちください！パスワードは変わりません！ (2020年8月6日 17時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 更新します！…途中で色々あるかもなので、長時間居座るかもしれません…本当に申し訳ないです…m(_ _)m (2020年8月6日 13時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新しました！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新します！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - 更新しました！次の方お願いします！ (2020年8月6日 8時) (レス) id: 62a5f394e4 (このIDを非表示/違反報告)
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