生徒会長と副会長と【サテラ】 ページ14
生徒会「いつもよくやってくれているよ。たまには休んだらどうだろうね？」
ポケトレクラブ「えーっと…ポケクラ？だっけ？『面白そう』だよね。ま、わたし達の邪魔をしたら『潰す』けど」
ーーーーーーーーーーーーー
「うんうん、今年も新入生がたくさん！良いことだね」
校舎内、とある影が1人。
そこは生徒会室であり、副会長であるサテラは呑気にも欠伸をしながら外を見つめる。
窓越しに見える校舎前には、大きな人だかりができており、見ているだけで人酔いしてしまいそうだ。
最も、今現在生徒会室でくつろいでいるサテラには関係の無いことなのだが。
ふいと外から目を離し、代わりに壁掛け時計に視線を投げる。
「…入学式まであと10分弱、と。そろそろ動くか」
のそり、鈍い動きでイスから立ち上がる。
カタンと小さな音が生徒会室に響いた。
乱雑に机上に投げ捨てられていた紙の束をまとめ、それを元に戻す。
直前までサテラが読み込んでいた、新入生の資料だ。
それらを一瞥し、扉のドアノブに手を掛ける。
「あ、そういえば…副会長として新入生へ歓迎の言葉を、って…。どうしよう」
まあどうせ、新入生から信頼を得られないことは既に決まっている。
てきとうな言葉で、適当に猫を被って、それで後から適当に潰していけばいい。
内の自分に頷き、再びノブを握り開こうと＿＿＿した瞬間であった。
いきなりノブは手元から離れ、全身に若干の衝撃が走る。
「っわ！？ちょ…なにっ！？」
「あ、すみません…って、やっと見つけましたよ、サテラさん。全く、さっきまでは僕の隣で挨拶をしていたじゃないですか。いつの間にここに来たんです？」
…生徒会長の、ティアルだ。
黒髪のボブを揺らし、慌てたような呆れたような、そんな顔で彼はサテラを見つめる。
「おお、わたしのことを迎えに来てくれたのかな？でも残念、ちょうど部屋を出ようとしてたからね…お迎えは必要ないよ」
「…迎えというよりは、探しにきたという方が合っていますけどね。…と、聞いてませんね」
サテラはティアルの脇をするりと抜け、とうに廊下に足をつけていた。
後ろからやって来る軽快な足音をBGMに、彼女はゆったりとした足取りで会場へ向かうのだった。
入学式開始まで、あと5分。
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ヒメアミ(プロフ) - 宣言通り長時間滞在、本当にすみません！入学式編完結しました！次は体育祭編の予定です！そして続編の始めで主催者から皆さんにお伝えしたいことがあります。すぐに続編作りますので、しばらくお待ちください！パスワードは変わりません！ (2020年8月6日 17時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 更新します！…途中で色々あるかもなので、長時間居座るかもしれません…本当に申し訳ないです…m(_ _)m (2020年8月6日 13時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新しました！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
元素(プロフ) - 更新します！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 35622e45c8 (このIDを非表示/違反報告)
紅月@aile(プロフ) - 更新しました！次の方お願いします！ (2020年8月6日 8時) (レス) id: 62a5f394e4 (このIDを非表示/違反報告)
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