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迷子のポケモン ページ4

「どこから来たの?」

「ピィ!」


しゃがんで目線を合わせる。
ピカチュウはジェスチャーでなにかを伝えるがAは首をかしげた。


「何を伝えようとしてるんだろう?
…………誰かのポケモン?それとも野生?」

「!……ピィカ!ピカ、ピカピィカ!」

「迷子になっちゃったの」

「ピ」


うん。と頷くのがなぜか偉そうでAはプッと吹き出した。




「____オイ、あれセラんとこのガキじゃねえか」

「!」


本能的にグレイシアとピカチュウを背に隠す。

この前、セラの店に来て値切りをせがんだ厄介な客。
ハンターなんだとか。ますます気に入らない。


「おっ、今日はピカチュウも一緒か?」

「良いね良いね、ピカチュウもかァいいし、グレイシアも高く売れる。」


ジャカ、と網の入った銃がこちらを向いた。
























「ピカチューーウ!」


はぐれてしまった。
一人で困ってないだろうか。もしかしたらロケット団に狙われるかも!
寒気が背筋を這って、走り出す。


「…………ィカ、…………ピィカ」


声がした。


「待ってろよピカチュウ!」


遠目だから見えにくいが、確かに、黄色いアイツの姿。
と、ピカチュウの隣には水色のポケモン。
2体のポケモンを庇うように立つ白い髪の人影。
そしてその人影になにかを向ける二人の体格の良い人影。


決してよろしい状況ではなかった。

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あられ - 更新がんばってください! (2019年12月2日 12時) (レス) id: ed00fbf28a (このIDを非表示/違反報告)
イーブイ - がんば!楽しみにしてます。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです!楽しみです! (2019年7月22日 14時) (携帯から) (レス) id: d7f028195c (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 更新頑張ってください!!応援してます!みんなの物語大好きです! (2019年7月13日 10時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だいふくリンゴ☆ | 作成日時:2019年7月11日 23時

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