バンギラス ページ17
「えー。今入った情報では、街中でバンギラスが暴れていて、それをサトシ選手とA選手が追っています！
バンギラスには何かヒモが絡み付いている様子！」
「速すぎるわよあのバンギラス！」
息を切らすA。
サトシはふと側を見て、
「ピカチュウ、グレイシア！
あそこまでバンギラスを連れてこれるか？」
「ピカッ、ピカチュウ！」
「グレイ！」
「ちょっと、何勝手に指示してんのよ、グレイシアは私のよ！」
ぴし！と指差してサトシが言うとピカチュウとグレイシアは声を揃えて頷く。
サトシの思考に気がついたのか、Aはそれ以上文句を言わない。
「「頼むぞ、相棒！！」」
「ピカ！」
「グレ！」
サトシとA、ピカチュウとグレイシア、それぞれ逆方向へ走り出す。
「バンギラスを止めたところで、あの子は私が頂く！」
「いいや、俺がだ！」
やんややんや文句を言い合う二人。
「ピカッ！」
狭い路地裏を走るバンギラス。
それを追うピカチュウとグレイシア。
「グレッッ…………」
グレイシアがバンギラスの両サイドに氷の壁を作り、逃げ道を塞ぐ。
ピカチュウが電気を使って追い込むと、バンギラスはグレイシアが築いた道どおりに走る。
今日、会ったばかりとは思えない見事なチームワークだ。
「捕まえたぞバンギラス！」
ピカチュウとグレイシアが言われた通りの場所にバンギラスを追い込むと、
橋の上で待ち構えていたサトシがバンギラスに飛び乗る。
『マズイ！バンギラスの前には多くの人が！危ない！』
「A！」
「わーってる！！
グレイシア、アマルルガ！！
氷の壁でバンギラスが行かないように！」
「グレッ…………」
「アマァッ！」
氷タイプ２体の冷凍光線で人混みの目の前に壁ができる。
『おぉーーっと！ゲットレース荒らしのA、また新たなポケモンを使ってきたァ！』
「ピッッッカ！」
壁を避けて走るバンギラスの首に絡んだヒモを、ピカチュウがアイアンテールで絶ち切った。
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あられ - 更新がんばってください！ (2019年12月2日 12時) (
レス) id: ed00fbf28a (このIDを非表示/違反報告)
イーブイ - がんば!楽しみにしてます。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！楽しみです！ (2019年7月22日 14時) (携帯から) (レス) id: d7f028195c (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 更新頑張ってください！！応援してます！みんなの物語大好きです！ (2019年7月13日 10時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいふくリンゴ☆ | 作成日時：2019年7月11日 23時
