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その時の私は人質にされても何も思わなかった。なんなら夕飯を考えるほどどうでもよかったのだ
しかし、その時から色々と情報集めは好きだったため、犯人のことも知っていた
私は調べあげたことを全て犯人に話した
犯人には小さい娘さんがいた。しかし、病気で手術をしなければならない
手術費用はものすごい桁の為、私を人質にしたそうだ
まぁ警視総監の娘ならどんな大金でも簡単に準備ができる。そこは賢明な判断だったと思う←
私は犯人にこんな事を知ったら娘さんが悲しみますよっと言った
誰だってそうだろう。急に大金を持ってきて手術をさせられても、後からこんな事があったなんて知って喜ぶことなんてできない
犯人は泣き始めた。
犯人は捕まり、私は親が来るのを待っていた。その時に降谷さんと初めて会話をした
降谷「なんであんな情報を知っていたんだ」
『情報集めは得意だから』
降谷「だからといってあそこまで調べあげるだなんて」
『…何か目的でもあるの?』
降谷「いや、ただ。僕の協力者になってもらいたいなって」
『協力者?』
降谷「ああ。それにこんなに情報を知っていた事を君の父親が知ったらどうなるんだろね」
私はこの時、この人は嫌いなタイプだと悟った。しかし、学校に行くよりも情報集めの方が好きだったため承諾した
『いいよ。だけど仕事に協力する代わりに毎回報酬が欲しい』
降谷「報酬?」
『うん。甘いもの…ケーキとかだったら協力する。それでいいならいいよ』
降谷「わかった。約束しよう」
これが私が降谷さんの協力者になった話である
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はにゃ? - とても読みやすいです!更新頑張ってください!応援してます! (2023年4月15日 0時) (レス) id: 1a9c7abd60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽてち | 作成日時:2023年4月13日 21時