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ー我が輩も、本当に未練がましいな…
心の中で、自虐的に笑う。
そんな彼をずっと見つめていたベラトリックスが、意地悪く笑った。
「お前も水臭いねぇ？セブルス」
無表情で彼女を見る。
「…何がだ」
すると、ベラトリックスは楽しそうにスネイプに近付き、耳元でゆっくりと話した。
「…Aの事だよ。ずっと姿を眩ませていた様だが…いきなり姿を見せたと思えば、少し前までホグワーツで教師をしていたなんて…何故知らせなかった？」
するとナルシッサが口を開いた。
「あら、わたくしは知っていたわ」
「何？」
ベラトリックスが睨むと、ナルシッサは淡々と言った。
「…だって貴女、長い間アズカバンに居たじゃない」
その言葉に、ベラトリックスは舌打ちをした。
「わたくしの家にも来たみたいよ…ドラコに連れられて。主人から聞いたわ」
「…それはルシウスが呼んだのかい？」
ベラトリックスが問うと、ナルシッサは頷いた。
「ええ…わたくしの留守中にね。まあ、主人は彼女に手を出して、痛い目に遭った様だけれど」
するとベラトリックスはハハハ！と高らかに笑った。
「流石、私が見込んだ女だ！」
「あら、何故貴女の物の様に言うの？」
「…何だと？」
２人の女性の間には、バチバチと火花が散っている様に見えた。
スネイプは舌打ちをし、静かに言った。
「…誓いは終わっただろう、早くここから出て行ってくれたまえ」
ベラトリックスは再び舌打ちをした。
しかし、すぐにニヤリと笑う。
「…お前も涼しい顔をしていられるのも今のうちだよ、セブルス」
そしてナルシッサと共に出て行った。
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piyo(プロフ) - 絢姫さん» 絢姫様、コメントありがとうございます(^^)とっても嬉しいお言葉…！精進します。これからもよろしくお願いします！ (2019年11月23日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
絢姫 - とても面白いです！ 久々に時間を無視して読みました！これからも、応援します！ (2019年11月23日 16時) (レス) id: df8558907b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2019年11月16日 22時
