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「だな、雑用でもアルビダの海賊船に二年にいたのは事実なんだろ。海軍の情報力をみくびるな、その素性が知れたら入隊なんてできねぇぜ」
その通りだ。海軍の情報力をなめてもらっちゃ困る！なんて辞めた身が威張ってみる。
ゾロくんの言葉で事態を飲み込んだのか、コビーくんも顔色を変える。
するとガチャ、と音を立ててドアが開く
海兵が入って来た。
「失礼！君らが海賊だというのは本当かね」
噂をすればなんとやらだ。ルフィくんが答える。
「そうだね。二人も仲間ができた事だし、じゃ今から海賊って事にしよう」
「反逆者としてだが、我々の基地とこの町を実質救って貰ったことには一同感謝している。」
帽子を深くかぶりなおして彼はつづけた。
「しかし君らが海賊だとわかった以上、海軍の名において黙っている訳にはいかない。
即刻この町を立ち去ってもらおう。せめてもの義理を通し本部への連絡は避ける。」
「おい海軍っ！！なんだその言いぐさは！！！」
「てめェらだってモーガンにゃ抑えつけられてビクビクしてたじゃねェか！！」
「我々の恩人だぞ！！」
がやがやと文句を言う住民たちには見向きもせず、海兵らはつづけた。…なぜか私の目を見て。
「そして君…いやあなたは、ピクシー・Aで間違いないな？海軍本部から、捜索指令が出ている。」
『えっと…誰ですかね？おそらく人違いですけど』
私は小指を触りながら困惑の表情を浮かべる。嘘は決して下手では無い自負がある。だが予想とは違う反応が返ってきた。
「隠さなくてもいい。別に我々は、あなたのことも含め、本部に報告する気はない。あなたには忠告しに来たのだ。」
沈黙を肯定と捉えたのか、彼は続ける。
「
特に、大将のお三方は血眼になってあなたを探してるらしい」
思っていたよりずっと早かった。
それもそうか、退職届なんてものを出したのだから。それを書いた時から、戻らされることくらい分かっていた。それでも私は自由になってみたかった。
「くれぐれも気を付けて。あなたは命の恩人なんだ」
『…教えてくれてありがとう。でも心配しないで、私なら大丈夫』
安心させるように笑いかけると、彼はそうか、と言って帽子を深くかぶりなおした。
こんなにも早く、帰りたくは、無い。
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遠井?<3(プロフ) - ライチさん» コメントありがとうございます！光栄です😭💗とっても嬉しいです！誰とくっつくかお楽しみに〜！ (4月9日 14時) (
レス) id: 1522a35ebe (このIDを非表示/違反報告)
ライチ(プロフ) - ゾロと夢主ちゃんとの絡みが好きすぎて...!!ぜひゾロと付き合ってほしい...!!更新楽しみにしています！ (3月12日 1時) (レス) id: b468f3d3be (このIDを非表示/違反報告)
遠井(プロフ) - ハクさん» わー！ありがとうございます😿💗頑張ります！ (1月12日 13時) (レス) id: 1522a35ebe (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 可愛い夢主ちゃんの予感！！更新楽しみにしてます！！ (1月12日 12時) (レス) @page3 id: 97fbe48eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遠井 | 作成日時：2025年1月11日 23時
