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「ん…いった…」
起き上がるとコメカミがズキっと痛み、頭を抑えた。
完全に二日酔いだ…えっと、まずここは…
「あっ、起きた？」
そう聞こえた声の方に顔を向けると、そこには裕太…いや、昨日出会ったばかりの“ゆうと”君の姿が。
俺の隣に寝転び、その上半身は何も身に付けておらず…よく見れば俺も…いや、これは、まさか…
恐る恐る布団の中を覗くと…
「うわぁーーーーー！！」
「ちょっと、自分の裸なんて見慣れてるでしょ。俺も頭痛いから大声出さないでよ」
「あ、ご、ごめん、あの…俺ら…」
「…その様子だと、やっぱり何も覚えてないよね」
彼は欠伸をしながら起き上がり、落ちていた服を着ると冷蔵庫へと向かった。
「ぷはっー、染みるー！
あ、宮っちもお水いる？」
「え、あ、うん…貰おっかな…」
宮っち…
玉が最初に俺を呼んだ呼び方だ。
思わずドキッとしつつも、彼が投げたペットボトルをキャッチし水を一気飲みした。
「本当大変だったんだからね、ゆうたーゆうたーって言いながら俺にくっついて離れないし。みつも勝手に消えてたから放置する訳にいかないしさ」
「ご、ごめん…」
「まぁあれだね、見かけによらず激しいんだね」
「…っ！？！？
あの、ごめん、やっぱり俺らって昨日…その…」
「ん？したよ」
そうケロッと言ってのける彼に目眩がした。
いくら玉に似ているからと言って、彼は勿論別人で。
初めて会った人間になんて失礼な事を…そして玉にも…
永遠よりも長く、ずっと想い続けると誓ったのに。
玉、ごめん
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桃菓(プロフ) - nanacoさん» コメントありがとうございます(*^^*)わー妄想全開の考察にそんな風に言って頂けるなんて嬉しいです！！今後本家の演出楽しみですね♪ (2020年4月13日 2時) (
レス) id: dfda57c72a (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - もかさん初めまして(*^^*) オススメで上がってきたので、気になって読ませて頂きました。考察がとても素晴らしくて、BE LOVEから決まっていた話の流れはまさにこれなのでは！と何度も深く頷きました(*ﾉωﾉ) (2020年4月11日 12時) (レス) id: d77fcd2775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか | 作成日時：2020年4月4日 4時
