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そのただならぬ雰囲気に、モンブランに伸ばしていた手をゆっくりと引いた。


『話、ですか?』

「ああ。1週間ほど前に、君が会った男についての話だ」


ジェイムズさんの言葉に、ドクンと心臓が大きく跳ねた。

目が覚めてから今まで、FBIの人たちは、兄の容態は教えてくれたものの、あの男に関する話は一切触れなかった。

それは、私に気を遣って話をしなかったのだと思っていた。

それなのに、どうして急にその話を…?


「気づいていたかもしれないが、我々はA君にあの男に関する話をするつもりはなかった。君にあの出来事を思い出させてしまうし、何より、これ以上あの男のことを知ってしまうと、さらに危険な出来事に巻き込まれてしまう可能性が高くなると考えたからだ。……しかし、話をしないままではいられない状況になってしまった」


部屋の中が静まり返って、時計の針が進む音だけが聞こえる。

つまり、それって…


『私が、危険な出来事に巻き込まれつつあるから、あの男の話をしなければならない状況に至ったということですか?』

「そうだ」


肯定のその言葉が、一瞬にして胸に重くのしかかってきた。

正直に言うと、自分が再び危険な出来事に巻き込まれるかもしれない、とは考えてはいた。

拳銃の所持、麻薬の受け渡し、そして、人の命を奪うことに慣れているようなあの様子。

そんな男が、あの場を目撃してしまった私や、彼らを捕まえるために潜入していたお兄ちゃんを、生かしたまま放っておくわけがないのだと。

でも、それはあくまで一般人の私が考えた牴椎柔瓩力辰澄だから、

爐泙気、本当にあの男が私みたいなただの一般人を狙うなんてことはしないわよ。FBIの人達だって、あの男については何も話さないし

心の奥底ではそう考えて、どこか安心しきっていのだ。

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はりねずみ。(プロフ) - usikosanさん» ありがとうございます!!!!私が書く文章で読者の方々がきちんとお話の中に入り込むことができるのかが不安だったので、そうおっしゃってくださるのはとても嬉しいです!これからもよりよい文章が書けるように精進していきますね! (5月12日 0時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)
usikosan - 文の書き方がお上手で… とても読みやすくて話に入り込みやすいです。応援してます! (5月2日 13時) (レス) id: 5e62bfd7f4 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ。(プロフ) - よるさん» ありがとうございます!これからもドタバタとしますが、どうかよろしくお願いします! (4月21日 20時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)
よる - ぴゅあぴゅあな二人が可愛いし周りも凄く好き! (4月17日 0時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
はりねずみ。(プロフ) - 華さん» ひぇぇ。ごめんなさい〜、だけどすごく嬉しいですありがとうございます!!!私もたくさん安室さんグッズを買ってしまうので、(許してもらう理由になってないけど)それで許してください〜!これからも更新が遅いことがあるかもしれませんが、よろしくお願いしますね! (4月7日 17時) (レス) id: 2649fb9203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はりねずみ。 | 作成日時:2019年3月22日 12時

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