意識 ページ40
『でね、白布くんになんかお礼したいな〜なんて。」
白「は。まじで？」
『うん。なんかしてほしいこととか、ほしいものとかない？』
白「いや、いい。俺お礼されるような事してないじゃん。」
『ううん！それはないよ！』
白「でもさ、」
『だって、あの時白布くんが、お母さんは私がピアノを続ける事を望んでいると思うって言ってくれて、そして・・・・・』
・・・そのあと、
・・・・白布くんが、
・・・・・私を、
『・・・・・・』
顔が熱くなる。
そんな私の表情を見て、白布くんは意地悪な笑みを浮かべる。
白「で、そのあと？」
『・・・し、・・白布くんが、』
白「俺が？」
『・・・わ、私を。』
白布くんは頬杖をつきながら楽しそうに私を見る。
『・・・だ、・・・・・無理！！！』
顔を隠して下を向いた。
恥ずかしい。・・・言えるわけないよ。
白「お前、さっきまで意識してなかっただろ。」
『うん。嬉しさで舞い上がってたから・・・』
白「正直嫌じゃなかったの？彼氏でもないのに。」
そんなこと聞かないで、白布くん。
なんて答えていいか分からないよ。
・・・・でも、正直に言うなら、
『・・・嫌じゃ、なかったと思う。安心、したし・・・』
白「・・・・・」
返事がなくて、白布くんの方を見る。
『・・・白布くん・・・』
思わず、ふふっと笑ってしまった。
彼の顔はりんごのように真っ赤だった。
『顔、赤いよ。』
白「うるさい。」
白布くんは手で顔を隠した。
『白布くんは意識してたの？』
白「まあ・・・してたけど。」
だから挨拶した時ぎこちなかったんだ。
白「正直腹たってた。」
『えっ、なんで。』
白「あまりにもニコニコして挨拶してくるから。俺だけかよって。」
『ご、ごめん。』
白「別に。」
『じゃあ、なおさらお礼しなくちゃ！私！』
白「ええ・・・」
『お願い。私の勝手でしたいだけだけど・・・』
白「・・・決まったらでいい？」
『・・・え、』
白「今は特に欲しいものないから。また今度、決まったら言うっていうのでいい？」
『・・・うん！』
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おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (
レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい！ハニレモ大好きです！芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか？ (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おしお | 作成日時：2018年10月9日 15時
