白布くんなら ページ22
白布くんに、相談するの?この事を。
誰にも相談したことないこの事を・・
・・・だめだよ。重い、って思われる。迷惑に決まってる。
・・・でも、甘えたいって思うのは、なんでなの?
この人なら、って思うのは。
『私の、話・・過去の話。白布くんが、聞いてくれる?』
白「・・・俺なんかで良いなら。」
『・・本当に?重いよ?』
白布くんはそんなに優しいの?
白「それくらい予想ついてるし。別にいいよ。」
彼は目線をそらしながら素っ気なくそう言った。
・・・なんでだろう、
涙が出そう。
ずっと一人で考えてきたから・・?
それって、苦しかったの・・?
私、弱いかな・・・
でも、そうだとしたら本当に・・
『ありがとう・・・』
昼休み
川 芹「「白布/あかりご飯食べよ。」」
川 芹「「え」」
白「ごめん、今日無理。」
『芹那ごめん。今日は白布くんと食べてくるね。』
白「いこ。」
『うん。』
私は急いでお弁当を持って、白布くんについていった。
川「振られたな、俺ら。」
芹「振られたね。」
芹「・・・・いっしょに食べる?」
川「・・・・うん。」
白布くんと私は中庭へ来た。
並んでベンチに座り、お弁当を開ける。
白「・・・で?」
『う、うん。・・・・私がピアノを始めたのは3歳なんだけど__________
過去
『お母さん!ピアノ弾いて!』
母「はいはい、いつもの曲がいいの?」
『うん!あかりあの曲大好き。』
母「お母さんも。」
そう言ってお母さんが弾いてくれるのは、
リスト、愛の夢。
私にとってこの曲はお母さんを示すようなものだった。
いつもこの曲を聞いて眠る私は、いつも優しい夢をみた。
お母さん
本名:華原百合那(かはらゆりな)
あかりと沙織の母
元ピアニストであかりを産んでからはピアノの先生をしている。
かなりの美人
お父さん
本名:華原 臣(かはら おみ)
あかりと沙織の父
元バレーボール選手で、怪我によってバレーを辞めてからはコーチとして日本でチームを育成していたが、数年前からロシアでロシア代表を育てている。
かなりのイケメン
優子さん
本名:鈴木優子
百合那の高校からの親友。ピアニスト。
あかりをとても可愛がる
美人
次からのあかりの過去は、
大好きな「四月は君の嘘」を参考にしました。
勝手にすみません・・・・。
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おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい!ハニレモ大好きです!芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか? (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おしお | 作成日時:2018年10月9日 15時