迷い ページ21
入学して、はや一ヶ月がたった。
ホームルーム
佐「はい、今日の連絡は以上。あと、華原、あとで職員室来い。」
『え・・は、はい。』
佐々木先生はうん、と頷くと教室を出て行った。
な、なんでだろ。・・・怒られる？
まったく身に覚えがない私は困惑していた。
白「・・・お前なんかしたの。」
『わ、わかんない。とりあえず・・・行ってくる。』
白「うん。」
少し緊張しながら職員室に向かう。
気付けば職員室に着いていた。
失礼します、と言って入る。
私を見つけた佐々木先生がこっち、と手招きをした。
『な、なんでしょうか。』
顔が強張っていたのか、佐々木先生が安心させるようにこう言った。
佐「あ、怒られるとかじゃないから大丈夫だよ。」
そ、そうなんだ。よかった・・・
佐「実はな、音楽科の円山先生からお前に文化祭でピアノを弾いて欲しいという依頼があってな。」
『文化祭で？』
佐「ああ、ウチでは毎年文化祭に音楽科がステージ発表をするんだ。それにお前も出て欲しいらしい。」
『・・私が、ですか。』
佐「音楽科の生徒の何人かがお前のことをコンクールで見たことがあるらしい。それでお前に是非弾いてほしいそうだ。ファンみたいなのもいるらしいぞ。どうだ？」
『・・・・少し考えさせてください。』
佐「わかった。決まったら円山先生に直接伝えてくれるか？円山先生は小柄のいつも髪結んでる先生だから。」
『分かりました。』
職員室を出て、教室に戻る。
・・・考えさせてください、なんて言ったけれど。
やっぱり断ろうかな。
・・・でも、本当にこのままでいいのか、って思う自分が心の隅にいる。
・・どうしよう。
考えている間に教室に着き、席に座った。
はあ・・・、とため息をついた時、白布くんが話しかけてくれた。
白「・・・やっぱ怒られた？」
『ううん。怒られてはないかな・・。』
白「じゃあなんでため息。」
『・・なんでもないよ。』
白「それ絶対なんでもなくないやつじゃん。」
『え・・・？』
白「笑顔がぎこちないし。言いたくないなら聞かないけど。」
そう言って白布くんはイヤホンをしようとする。
『・・・待って、下さい。』
・・・あれ？
私、無意識に・・・
この事を人に相談するつもりなんてないのに、
白「何？」
『え、っと・・』
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おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (
レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい！ハニレモ大好きです！芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか？ (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おしお | 作成日時：2018年10月9日 15時
