＊ ページ8
Aside
屋上へ入る。
シャオロンは堂々と。僕は恐る恐る。
屋上には生徒会全員が居た。
それ程ルイが大事にされてるんだな。
と言う気持ちと、
もう、ルイには僕は要らない？
という気持ちがぶつかる。
『えと……なんで俺は呼ばれたんすか……？』
gr「わかっとるやろ」
流石､生徒会長オーラが怖い｡そして、いつも低い声なのにもっと低くすると恐怖しか感じない
『すんません……わかりません…』
ココはあえて下に出てしらばっくれるのがいいだろう。
kn「あ"？……忘れたとは言わせへんぞ。」
『何をですか？』
kn「お前､今日ルイの靴箱から手紙盗ったやろ。」
『…はい……取りました……』
ココは正直に言った方がいいだろう。
tn「なんで盗ったんや？」
『……ルイに辛い思いを…させたくないから……』
tn「ルイに辛い思いをさせたくない？何言ってるん？ルイから物を盗ったらルイが幸せになるん？」
『…………』
ココは黙った方がいいだろう。
生徒会の仕事を増やす訳にも行かない。
tn「やっぱりお前も生徒会長目的か……」
『……は？』
os「昔居たんよ、俺らと仲がいい奴に引っ付いて俺らに近づこうとする奴が」
ここで俺の中で何かが切れた。
『だから……なんですか？』
os「は？」
『昔､そういう奴が居たからなんですか？
人の事も知ろうとしないで。
人の悪い所だけ見て。
偏見や表面上で決め付けて｡
人が何を思ってるか知らないで。
自分の価値感で決めつけて｡』
『俺はそういう奴が嫌いだ。』
『俺はお前らみたいな奴に俺の事を決めつけられたくねぇ。俺の事を何も知らない奴に決めつけてられたくねぇ。』
『今までは下手にまわってたがもう吹っ切れた｡お前らはもうルイに会うな。お前らにルイに会う資格はない。』
kn「はぁ!?お前!?『黙れ。』ｯ……」
『話しはそれだけですか？』
誰も何も言わない｡
『こんな奴らに呼び出しくらって、くだらない事を話して、それだけですか？』
os「お前、ソレは無いやろ。」
『"あなたの中では"ないですね。』
『人は皆、不平等です。周りが全て自分と同じだと思わないでください。』
そのまま俺は屋上を後にした。
『ﾁｯ……イライラする…』
ラッキーアイテム
静粛剣
ラッキーメンバー
ひとらんらん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にら。(プロフ) - ミナさん» こちらこそありがとうございます！！！ (2021年10月31日 22時) (
レス) id: 8f4818c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 神作ありがとうございます。 私の好みドンピシャです!! 書いてくださりありがとうございました!! (2021年10月31日 13時) (レス) @page44 id: 38f3fc278c (このIDを非表示/違反報告)
にら。(プロフ) - RX-0さん» コメントありがとうございます!!駄作者は評価を押してくれたという喜びの感情に浸っています。 (2020年5月28日 19時) (レス) id: 8f4818c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
RX-0 - 評価押したけど、丁度140票を141に変えてしまったという謎の罪悪感www (2020年5月28日 16時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
澪 2(プロフ) - ひなひなひなひなさん» (馴れ馴れしくないよ!)気があうねぇ!箱推しだけん誰でも美味しい……! (2020年4月18日 20時) (レス) id: bf2996e34b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
