第64話【忘れ物】 ページ16
「煉獄ー、そろそろ訓練始めねぇとやべーぞ。日が暮れちまう」
「む、すまない宇髄！」
男子達はゼーゼー肩で息をしていた。こんなんで本当に大丈夫か。
「そんじゃァ、まずは着替えてグラウンド集合。四十秒で支度して着替えて来い」
「……ラ〇ュタだ」
「それな」
「善逸、さっきのってドー〇のセリフだよね。パ〇ーがシー〇を助けたいって懇願する時の」
「あれめっちゃ高揚感がすごくなるんだよな。この前金曜ロー〇ショーでやってたけど」
「嘘でしょ、見たかった……」
「任務だった？」
「不死川さんとの合同任務」
「あのオッサンとか……。今度俺ん家来て見る？じいちゃんも喜ぶしさ」
「行く、絶対行く」
ジブリの中でもラ〇ュタ凄い好きなんだよなぁ。けど一番は千と〇尋の神隠しだけど。
「オイそこ、イチャイチャしてねェでさっさと着替えろ」
「は！？なんで俺らまで？！」
「あー……言ってなかったか。お前らも今回稽古に参加してもらうから」
「言えや！！！」
宇髄さん重要なトコ言ってなさすぎ。善逸が怒るのも無理はないよ。「稽古ォォォ！！猪突猛進！！」と、どっかのバカは全速力で体育館を出ていった。
「……ああああああああぁぁぁ！！！」
「っせェわクソ女！！！」
着替えようと体育館を出ていこうとした爆豪くんに爆破された。けれど今そんなことを気にしている場合ではない。
「体操服……忘れてきた……」
「あれ？忘れ物？A組って優秀なハズなのにィ！？？しかも教える立場の人がァ！？！！」
「あんたがでしゃばんないで」
このクソうるさい男は拳藤サンにチョップを喰らい気絶。「ごめんなー」と言ってズルズル引きずる拳藤サンと気絶して引きずられていく物間くん。ざまーみやがれコノヤロウ。
「体操服を忘れたァ？じゃあ貸してやんよ」
「え、あるんですか？」
神ですか？と言おうとしたがコイツは自称『祭りの神』だった。言わなくてよかった。
「お前の名前入りのな」
「なんで、名前入り……？」
「お前が雄英イヤになってキメツ学園来たいっつった時用にいつでも用意してあんだよ」
「………」
「無視してんじゃねェ」
私、よっぽどの事が無い限りキメツ学園には行かないと思います。言葉を喉に流してこんで宇髄さんについて行った。
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蛇口 - 更新どちゃくそうれしいですー！ぼくも玄弥オチ楽しみにしてます()これからも頑張ってくださいー、待ってますー (2021年4月17日 22時) (
レス) id: fc73c69302 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - めちゃくちゃ面白かったです！！これからも頑張ってくださいーー!!!!応援してます！！！！ (2021年4月14日 0時) (レス) id: 5235c5d393 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ - 更新ありがとうございます！！ (2021年1月25日 19時) (レス) id: 63e081f941 (このIDを非表示/違反報告)
渡辺綱推しです - 更新ありがとうございまあぁぁぁぁす！ずっと楽しみにしていました！ (2020年12月22日 18時) (レス) id: 2597573cb3 (このIDを非表示/違反報告)
蛇口 - わー！更新あざす！ずっと待ってましたー！嬉しいいいいいいいっ (2020年11月22日 11時) (レス) id: e2c2da130b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音海 | 作成日時：2020年1月24日 21時
