第39話【怒りすぎ】 ページ40
「……Aさん、貴女一体、どこへ行っていたんですか？」
蝶屋敷の私が入院している部屋に戻るとA組のみんなと、炭治郎達が居た。善逸とか爆豪くんとか切島くんは、なんか怒ってるっぽいし、上鳴くんとか瀬呂くんとか轟くんとか玄弥は、ジロリと伊之助を睨んでいた。
「そ、その……コンビニ行ってました」
「貴女は仮にも患者さんなんですよ？また風邪をこじらせたらどうするつもりだったんですか？」
笑顔で私に叱りつけるしのぶさん。ヤバい、めっちゃ怖い。伊之助に至っては私の後ろに隠れている。いくら伊之助が山の王でも、しのぶさんには敵わないもんね。
「俺が誘った」
「伊之助……？」
「俺がAを誘って、コンビニ行った。……ゴメン」
悪かったと言わんばかりに謝る伊之助。しのぶさんはあんまり納得してないような表情で「……仕方ありませんね」と許していた。
「あれ、アオイちゃんは？」
「アオイなら私が帰ってくる前に帰りましたよ」
私、ちゃんとアオイちゃんに外出許可もらったんだけどね。後でしのぶさんに伝えとこ。
「A！」
「どした耳郎」
「これ……あげる」
ベッドに座ると耳郎から大きくてファンシーな箱を受け取る。蓋を開けると、中には色とりどりの沢山のマカロンが入っていた。
「ウチらからのお見舞い。……私、Aが怪我してておかしいって思ってたのに、気のせいって思ってた。思わなかったら、Aが倒れなくて済んだのに……」
「私なんて、ちっとも気づかなかった。本当にごめんなさい」
女子達が謝罪して頭を下げる。
……なんで、謝る必要があるの。私が倒れた私が悪いのに、どうして彼女達が謝らなきゃならないんだ。
「謝らないでよ。私が倒れたのは私が悪いんだし、みんなが悪くないよ」
「っ……」
ガバッと耳郎は私に抱きつくと涙を流した。「ごめん、ありがと、」と繰り返していた。
「泣かないでよ。なんか耳郎らしくないよ」
「だってっ……」
「分かった分かった。それに……明日からテストなんでしょ？勉強しないとマズイんじゃない？」
「勉強どころじゃないっ……今は、そんなの必要ないから、」
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ぴーす。(プロフ) - すいません！鬼ごっこの話なんですけど、夢主ちゃんが鬼だったら、皆を追いかける側じゃないんですか？多分、話の内容的には夢主ちゃんが逃げで皆が鬼だと思います！ (5月25日 17時) (
レス) @page11 id: 93d57c8cdc (このIDを非表示/違反報告)
ここぴ - セバスチャンは笑いましたw 応援してます (2021年5月2日 21時) (レス) id: 9f9f73557c (このIDを非表示/違反報告)
ばなな味のあくえりあす - 珠世さんが鬼になって二百年ほどで愈史郎を作る、戦国の時代の縁壱が生きていたのが約三百年前なので約百年は違うんじゃないでしょうか? (2020年5月6日 21時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
チャケマン - あの46話の悲鳴嶼さんって手紙を読めるんでしょうか？ (2020年4月1日 19時) (レス) id: de774af347 (このIDを非表示/違反報告)
こーちゃ - ハーレムがヤバいです(語彙力がw) (2020年3月4日 17時) (レス) id: d7ebd024c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音海 | 作成日時：2019年12月28日 15時
