無口な先生【ぼんちゃん】【レオナード】 (ページ7)

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【普通の授業？】～過去編～～夢主編～ページ7

レオナードside

レオ「よーし、今日も授業を始めるぞ。今日は…二重人格についてだ。」

ネロ「えっ…」

レオ「まぁまぁ怖いぞ～。」

そして悲鳴の効果音を鳴らす

ネロ「うわぁぁぁーーーーーーーーーー！？」

レオ「まず、二重人格とは…人格が二つあることだ。」

ネロ「それくらい知ってますよ！…………」

レオ「どうしたんだ？ネロ。」

ネロがおかしいいつもならネロを怖がらせたくてムズムズしてるのに今日は反応がない

ネロ「A先生も〝二重人格″なんですか？」

レオ「っ…！どうだろうな。」

ネロ「なんで教えてくれないんですか？」

レオ「はぁ……あいつは二重人格者だ。それでいじめられていてな。」

〝殺人鬼！″

〝近ずくな！″

〝あんな子産むんじゃなかった！″

レオ「あいつの二重人格、エミは二重人格って殺人鬼ってイメージがあるだろ？あいつは殺人鬼と言うよりは正義感が強かった。そんなAと俺は友達になった。だがな…Aは一回人を殺したんだ…

「レオ君ってあんな子に味方するんだー！」

「気持ちわるー！」

「○ね！」

『えっ……お前ら…！』

俺が気がつくとAは血まみれで呆然としていた

『え…？』

どうやらエミとAのどっちもが殺○たらしい

そんなAに俺は

レオ「はは…しょうがないだろ、自業自得だよ。気にしないで良い。」

あの時の俺はあいつらを殺○たいくらい嫌いだったから気にしてなかった

今思えばいじめに頭が狂っていたのかもしれない

『本当にそう思う？』

レオ「Aはあいつらが憎かったんだろ？俺をバカにされて嫌じゃなかったのか？もしも誰かが追いかけてきたらまた逃げれば良い。」

そういえば、その殺された生徒の中にメフィストも居たんだよ

だが、あいつはネクロマンサーだ、そんなに簡単には死ななかった

みたいな感じだな。」

ネロ「悲しい話ですね…」

見てみるとネロは震えていた

レオ「大丈夫だ。Aはネロを殺さない。安心しろ。」

ネロ「そ、そうですか…よかったです。」

キーンコーンカーンコーン

ガラッ

ネロ「A先生！」

『話したんだね…』

レオ「まぁな。」

『大丈夫、私はネロ君を殺さないから。』

ネロ「喋れるんですか…？」

『秘密を知っている人にはね。このことはご内密に。』