無口な先生【ぼんちゃん】【レオナード】 (ページ25)

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【救えたら】～過去編～～メフィスト編～ページ25

いじめ表現あり？

メフィストside

今日の僕はなんか変だ

何故か昔の記憶を思い出してしまう

レオちゃんの件もあってかなぁ？

ネロ「先生？大丈夫ですか？」

メフィ「あ、うん、大丈夫だよ。」

エレナ「先生〝ネクロマンサー″何だからしっかりしてよね！」

あの時もネクロマンサーだったら…

マリア「その調子だったらこのゲームで世界を〝救えない″わよ？」

救えたのに…

昔に戻ってネクロマンサーの力を使って…

あの子を救えたら…

ネロ「先生？こっちのパーティー負けそうだから〝助けて″くださいよ！」

あの時、味方できたら…

マリア「あ～あ…負けちゃった…」

エレナ「〝先生のせい″だよ！」

あの子が死○うとしたのは…僕のせい…？

君のせいじゃないよ

メフィ「ごめんねって言わせてよ！」

ドサッ

マリア「先生！？」

エレナ「大丈夫！？」

～回想的なやつ～

ん？ここは…

「メフィストはどっちの味方？」

メフィ「僕は…！そ、その…」

あの時はコミュ症だったからな…

「早く答えろよ！」

メフィ「どっちの味方でもないよ！」

「なら、こっちにつけ！」

あの時僕はAちゃんと友達だったから裏切りたくはなかった

でも、いじめられるのが怖くて何も言えなかった

『そ、そんなっ…』

「ふふ…こっちに味方が１人増えたぞ！」

「いや、元々そっちに味方なんかいなかったか！」

僕はあの時小柄で弱かったから何も出来なかった

この日から嫌でもAちゃんをいじめないといけなくなった

その時、レオちゃんがAちゃんの味方になった

あの時ネクロマンサーだったら救えたかもしれない

そうしたらいつも通りの友情だったかもしれない

今はもう仲良しだけどまたあんな事があったら僕はまた、救えないかもしれない

これのせいでレオちゃんと僕の友情は壊れた

未だに元通りって訳でもない

やっぱり…この時からレオちゃんにはかなわないや

マリア「メフィスト先生？」

メフィ「マリアちゃん、エレナちゃん、ネロ君。ごめんね心配かけて。」

ネロ「大丈夫ですか？」

エレナ「本当、心配したんだから！」

マリア「次倒れたら爆発魔法で吹き飛ばすわよ！」

メフィ「もう、大丈夫だよ。」

今を大切にしないと

そしてAちゃんが好きです

でも、レオちゃんに譲ってあげる