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｢セドリック!?｣
Aが声を上げた
｢あら､心当たりがあるのね､やっぱり＿＿｣
｢いや…セドリックは本と一緒に落ちた時に…助けてくれただけで｣
Aが頭をかいた
｢ほーんとバカだなそんなことで勘違いするとか｣
フレッドとジョージがベンチに座って頬杖をつきながらBooBoo言っている
｢二人が言えないな｣
Aも苦笑いした
｢と、とにかく全部ただの嘘だよ…｣
Aがため息を吐いた
｢そうなの?あら､噂を広めた御本人よ､噂をすればなんとやらってね､噂だけに､なんちゃって｣
ハッフルパフの女生徒が中庭と繋がっている廊下の方を指して言った
｢…アンジェリーナ＿｣
その方向を見るとアンジェリーナとアリシアがこちらを見ながらコソコソしていた
と言っても殆どの生徒がA達を見ていた
いわば大観衆だ
｢アンジェリーナ!この子､噂について嘘って言うの､どうなの?｣
｢ジェシー……嘘なのよ､本当に嘘なの､｣
アンジェリーナがこちらに歩いてきた
その足は組み分けの時のAの足よりも震えていた
｢ジェシー､みんな噂を酷くしてるけど､私が言ったのはそんなんじゃないわ､もうやめて!Aが可哀想
!!!｣
アンジェリーナが珍しく泣きそうになりながら声を荒らげて言った
アリシアもこっちに駆けてきた
｢あら?噂を広めてと言ったのは貴女じゃなかったかしら､これは何?裏切り?｣
ジェシーと呼ばれた彼女が怒ったように眉を釣りあげた
｢…ごめん､A､私もやめてってずっと言ってたのに…でも…止まらなかったの…噂が…ごめん……アリシアと昨日も話してたの､どうしようって､そしたらAが部屋に入ってきたから…その日はそのまま寝たけど…｣
アンジェリーナがこちらに向かって頭を深く下げた
芝生にはぽたぽたと綺麗な雫が落ちた
｢っ＿＿確かに､しんどかった…噂…のせいで､みんなの視線も痛かった…私が裏切ったのが悪かったんだよね…でも私,欲張りかもしれないけど､アンジェリーナやアリシアともう一度やり直したいな,｣
｢＿＿＿もちろんよごめんねA｣
｢私も！ごめんなさい!｣
アリシアもアンジェリーナも頭を下げた
｢私もごめんね｣
Aも頭を下げた
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rapier(プロフ) - Aliceさん» 返事遅れてすみません!!ありがとうございます!!自分でも信じられないくらい掛け持ちしてるので遅くはなりますが更新頑張ります(遅すぎ) (2023年3月17日 18時) (
レス) id: bda167fb53 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - フレジョかだいすきで、もう夢主に私自身が成り代わりたいくらい即読みしてしまいました！もうイチャコラさせてください！こんなに幸せになれるものを書いてくださってありがとうございます！ (2023年3月1日 13時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
rapier(プロフ) - ありがとうございます！めちゃくちゃモチベになります！これからも頑張ります！ (2023年1月20日 20時) (レス) id: bda167fb53 (このIDを非表示/違反報告)
シャーロットの鷲(プロフ) - プロローグだけでこれからの展開が気になって仕方がないです、お気に入り登録失礼致します。 (2022年12月12日 11時) (レス) @page1 id: 38bde81259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rapier | 作成日時：2022年12月12日 7時
