その女、元超大物呪術師。

過去編 ページ10

．．．



貴女side




五条「おせぇ どこいってた」


貴女『水買いに行くついでに御手洗〜』







あの呪詛師2人はとりあえず生かした
もしほんとに五坊に手を出すならその時はホントに殺す。

だがそもそもそんなことしに五条家の人にわざわざ外出許可貰いにいったわけじゃねぇし。





五条「その水大丈夫なのか？」



貴女『大丈夫じゃなかったら大問題だな』



五条「先に飲め」



貴女『毒味しろってか』





仕方ねぇなと思ってごくっと飲む。
なんともねぇな。変な味しねぇし。




貴女『平気だな ほれ』





受けとってごくごくとコイツも飲む。





貴女『さぁてどこいっこうかな』



五条「…」ｺﾞｸｺﾞｸ



貴女『すげえ飲むな』



五条「さっきのやつ食ったら喉が渇く」





甘いもん食ったら喉渇くか納得。





貴女『この匂い…』


五条「…？」


貴女『ジャガバターだ』


五条「はぁ？」






おいと叫ばれるが無視
ジャガバターが売っている屋台発見





「おっ美人なお姉さんじゃねぇか
買っていかねぇか？」


貴女『買う』


「うっし！ん、後ろにいる子供の分もか？」





後ろには少し息切れた五坊






五条「お前急に走っていくなっつの」


貴女『あ、わりぃ、おじさんこいつの分と合わせてふたつくれ』


「まいど〜」






ジャガバターなんていつぶりだ〜
金渡してジャガバターを受け取る





貴女『んんほいしゅい…』



五条「…」じー



貴女『なんだー改めて見惚れたな？』



五条「別に」




熱いせいかちびちびと食べる
五坊も思ったより美味しいのか表情筋が緩んでいる



カシャ




五条「は」


貴女『見てみ自分の顔
昨日までなかったお前の顔だ』




撮った写真を五坊に見せる。





五条「っ消せよそれ…！」



貴女『なんで いいだろ』



五条「恥ずいんだよ！」



貴女『ふっせふっせ』





携帯を奪おうとするこいつを抑えて
ホックホクのジャガバターを食べる





貴女『私ジャガバター日本で3番目に好きな女なんだよね』



五条「1番は？」



貴女「松山千春」



五条「2番は？」



貴女『お前だろ』






食ってて残り半分のジャガバターを一口で口に含む
おいドン引きすんな。温かいうちに食わねぇと不味くなるからだよ





貴女『はぁー美味しかった お前食うの遅』


五条「俺は味わって食ってんの」



その後30分くらい待たされた。
食い終わるまでコイツの写真撮ってた


．．．

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