その女、元超大物呪術師。

過去編 ページ7

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五条side



今日から俺の教育係になった菅原Aっていう女
いかにも怪しい奴。

ニコニコしやがって気味が悪い。


俺の無下限呪術が通用しない
嫌でも弄られる。

頬をつんつんつねられるわ煽られるわ
まじ迷惑。ほんと迷惑ッ…！！




五条「おい何してんだよ！」



貴女『あ？抱いてんの』



五条「なんで俺なんだよ！！」



貴女『お前しかねぇし、いいだろむしろ喜べ美女から抱かれるなんて今後ねぇかもしんねぇだろ？』



五条「離れろ…！！」



貴女『お前親から抱かれたことねぇだろ』





俺はその言葉に反応した。





貴女『だろうな。無下限呪術を使いこなすには術式を視認できる六眼が必要不可欠で、現状それができるのは五条家の中でお前のみ。百年ぶりの無下限呪術と六眼の抱き合わせが生まれたんだからそりゃ傷つかねぇよに育てこられたろ。抱くのも禁止ってな』




代わりにお前のわがままは聞いてやるって感じかと顔を頭に乗せられる。




貴女『ひでぇよな。お前クソガキだけどまだ子供、親から離れられてほぼこの部屋でぼっち

寂しかっただろ？私がいなかった時とか特に』






別に寂しくない…いつもそうだったし
稽古とかつけてもらってたし






貴女『けど安心しろ、お前の傍にいてやっからよ』



五条「いらねぇ…」



貴女『説得力ねぇな。耳真っ赤〜照れんなよこっちまで恥ずかしくなる』



五条「照れてない！！ばーか！！」



貴女『ガキってなんですぐばーかとか言うんだろうな。語彙力皆無か？チビーチビー』



五条「ちびびゃねぇし！！…じゃねぇし！！」



貴女『噛んだなワロタ〜ちびだろ〜お前何センチ？』



五条「124だ！！！」



貴女『ちっさー！私ィ170〜』





こいつ…明らかに俺を馬鹿にしてやがる。
ぜってぇこいつよりでかくなってやる！！！


その後俺は使用人に牛乳用意してもらい毎日飲んだ。






貴女『お前さー牛乳は身長が伸びるんじゃなくて〜骨が丈夫になんだよあーほー』


五条「くっ…」





くっそコイツにすげぇバカにされる
俺は感情に耐えられず気づけば始めて"泣いていた"。



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