【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】参

#.111 ページ4

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〔貴女side〕


木村「殺せんせーなんで俺だけ本名のままだったんだよ」


そう彼1人だけ正義(ジャスティス)となっていたのだ


殺せんせー「今日の体育の内容は知ってましたから。君の機動力なら活躍すると思ったからです。さっきみたいにカッコよく決まったら"ジャスティス"って名前もしっくりきたでしょう」


確かに最後烏間先生の背後に現れて撃ったジャスティスはカッコよかった



殺せんせー「木村君もし君が先生を殺せたのなら…世界はきっと君の名前で解釈するでしょう"まさしく正義(ジャスティス)だ 地球を救った英雄の名相応しい"と」



木村君はターゲットの目を見つめ考えていた



殺せんせー「親がくれた立派な名前に正直大した意味は無い。意味があるのはその名の人が実際の人生で何をしたか。
名前は人は造らない。人が歩いた足跡の中にそっと名前が残るのです。
もうしばらく名前(ジャスティス)大事に持っておいたらどうでしょう？」


ターゲットの言葉って一つ一つ心に響くのだよね 聞いててグッとくるというか…そのおかげか木村君の表情は明るくなっていた



殺せんせー「……さて今日はコードネームで呼ぶ日でしたね。先生のコードネームも紹介すので以後この名で読んで下さい
"永遠(とわ)なる疾風(かぜ)の運命(さだめ)の皇子"と」



1人だけいい感じのコードネームに苛立ち生徒からのブーイングが起きた



業「自 殺愛好家(太宰さん)はあれ(殺せんせー)にコードネーム付けるとしたら何がいい？」

貴女『"バカなるエ□のチキンタコ"とかどうだい？』

業「だってよー皆」



この後ターゲットは"バカなるエ□のチキンタコ"と1日呼ばれた。

まさかこれで決まるとは思いもしなかった。



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流石に変なコードネーム付けられメンタルボロボロの人が増えてきたので放課後になった瞬間コードネームで呼ばなくてもいい事になった。

家に向かってとぼとぼと歩いている
と誰かとぶつかってしまった。



貴女『あっすみません』

？？「いえ、こちらこそすみません」


花を持ちながら申し訳なさそうに謝ってきたお兄さん。


？？「あ お詫びといってもなんですが宜しければどうぞ」


渡されたのは1輪の花


？？「ハーデンベルギアという花です」

そう言い残し行ってしまった。
私は貰った花を見つめる。



貴女『確かこの花言葉は…』


私が呟いた花言葉は周りの雑音によりかき消された
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