Ep.9-2 ページ2
Side.目黒
キッチンで館さんの作る軽食の手伝いをしていたら、しょっぴーの言葉で少し重くなる空気。
明らかに困った顔をしてるAちゃん。
しっかり守るからと言いかけた時にしょっぴーがまた口を開く。
渡「良かったじゃん。でも気をけろよ。なるべくフォローするけど」
向「何で溜めたん？でもめめホンマ良かったな〜ずっと頑張ってたもんな」
ラ「Aちゃんはめめのどこが好きなんですか？」
軽くなる空気にみんな話し始める。
静かに傍観していた館さんもまた隣で手を動かし始める。
『目黒くんの好きな所は、変わらない所ですかね』
向「めめ、学生の時どんな感じやったん？」
耳入ってくる会話、Aちゃんに対する少し近すぎるメンバーに嫉妬してしまう。
隣で館さんが出来たから持って行ってと俺に言う。
テーブルに持っていくと、料理を見たAちゃんが館さんの方をバッと向いた。
彼女の言いたいことは何となくわかる。
『お店のお料理みたい・・・』
残りの料理を持って館さんがテーブルに来る。
俺は冷蔵庫から緑茶を取り出し、ラウールに渡す。
「はい、ラウールはお茶ね」
渡す時にナチュラルにラウールとAちゃんの間に入る。
それに気づいたテーブルを挟んで対面に座っていたしょっぴーが気づいて鼻で笑う。
「ていうか、何でみんな俺んち来たの？」
向「一応連絡したんよ！今日、ラウールと買い物に行って昼ごはんにめめも呼ぼうってなったんよ」
「あ、悪い。スマホ今日１日見てねえわ。で、何でしょっぴーと館さん？」
渡「俺と涼太２人で飲んでてお前に聞きたいことあったから連絡したんだけど、返事ねえからもしかしたら康二といるんじゃないって電話したら、返事来ないって言われてなら家行こうぜって。だから俺達悪くない」
館さんの作ったつまみを口に頬張りながら言うしょっぴー。
俺とは反対側のAちゃんの隣に座っている康二と彼女が仲良く話しているなに少しムッとしてしまう。
みんなお酒もそこそこ進んで、砕けた口調になってくる。
部屋の隅で寝始めたラウールに毛布をかけトイレに行く。
戻ると康二としょっぴーにがAちゃんに絡んでいるのが見える。
向「Aちゃん、めめのどこ好きなん〜」
『焦らされてる顔かな・・・ふっ』
渡「わーーーーーっl！！」
酔っている彼女を放置するのは良くないと思い、
すぐさまAちゃんの腕を引き自分の方へ寄せる。
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Emma(プロフ) - りんごさん» りんごさま、ありがとうございます！修正いたしました！今後もよろしくお願いします。 (2023年2月9日 12時) (
レス) id: ca41fbeb41 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ，フラ立ってますよ！！ (2023年2月9日 7時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Emma | 作成日時：2023年2月8日 19時
