あんだーてーる小学校！4

頼み事 ページ29

Aside

「おかえり、今日は間に合ったな。
　飯できてるぜ」

間に合ったことに安堵のため息をつき、テーブルにつく

お、今日はトマトクリームパスタ！

彼の弟の料理…特にパスタに関しては半分師匠の私も、感心する程のクオリティだ。

空になっていた胃袋にパスタを詰めて満腹になった

食後、ソファに座りテレビを見ていた私のところへサンズが来て

「ちょっとお願いしたい事があるんだが、
　いいか？」

なんて言ったときは驚いて落ちて床に腰を打ち付けたが、何とか返事をしてつれていかれるがまま私たちの部屋へ行った

何か知らないうちに不味いことでもしでかしたかと自問を続ける

ほんの少しの間のあと、ミシンの横に置いていた生地を手にとった彼が言葉を発した

「Aって、
　最近こーゆーの使って縫い物よくしてるよな」

『えっあっハイ』

脳の9割が叱られるかもと思っていたので予想外だった

「言ってた友達のキクアって子と
　オイラ達の服作ってコスプレしてるって
　噂もよく聞くよ」

ミシン台の隣のハンガーにかけていたパーカーを見つめ、凄い再現度だと呟いている

ちょっと待って、著作権侵害みたいなのでやっぱり私怒られるのでは…？

一時の安堵から再び不安へと。

ころころ変わる感情が自分でも可笑しかった

「ああそれで、頼みたい事なんだが…」

息をのみ姿勢を正す

「もうすぐハロウィンだろ？
　運動会前で忙しいとは思うんだが、
　いくつか仮装をつくって欲しいんだ」

…ｿﾝﾅｺﾄ?

『勿論！！
　うまくできないかもですけど
　精一杯頑張りますｯｯｯｯ』

ありがとな。と、部屋を出ていくスケルトンを見送ってから
もう頭のなかに浮かんでいる仮装のイメージ図を忘れないうちにメモに書き込んだ



〜・〜・〜・〜・〜
更新しなさすぎて物語の中の日付分からなくなったのでもう今リアタイから(10/16)ってことにしていっすか…？
矛盾とか出ると思うんですけど許してください…()
因みに運動会は物語中のハロウィンと同日です

そもそも仮装な件→←うおおおおおおｵｵｵｵｵ((

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