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俺が口にした唯一の願いは、
拒否されると、思っていた。
ただ、年下組にかっこ悪くて弱い奴だと、
思われたくなかった。
でもきっと、明日には全員に伝わって、
一線引かれてよそよそしく
年下たちはもう甘えてもらえないんだろうなって。
最悪、もうここのメンバーには
居られないかもしれない。
“ 9人で ”
“ このメンバーで ”
涙で滲む約束を、
やっと掴めたのに。
俺が破ってしまうかもしれない。
申し訳ない。
ほんとうにごめんなさい。
俺にはもう、それしか言えなかった。
深「お前はそうしてほしいの？」
佐「え、ぁ、…はい。」
深「うん、わかった。」
阿「え、…？」
俺の傷を見てから、
ずっと黙っていたふっかが
口を開いたと思ったら、
それは肯定の返事だった。
でも… と言う阿部に、
深「今 こいつの意志を、
否定するのは違う気がする。」
宮「そうだね。俺も、何も言わないよ。」
深「その代わり、辛くなったら俺らには
頼ること。凭れかかってこい。」
岩「次無理したら、あいつらにもマネにも
全部報告するから。独りで耐えてないで言え。」
照が顎でしゃくるように寝ているメンバーを指す。
佐「… ありがとう、ございます。、」
宮「もう泣かなくていいから、
とりあえず今日はもう寝よっか。」
未だ不服そうな俺のシンメを横目に、
イケメンなだてさんに涙を拭われて、
それぞれ布団に入った。
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みるく(プロフ) - 一気見させていただきました。とてもとても心に残りました。繊細な文章でとても苦しく…。また次回作も楽しみにしています。 (2021年3月5日 18時) (
レス) id: 9c51ec73fc (このIDを非表示/違反報告)
真奈美(プロフ) - いい作品を書いてくださりありがとうございました。次回作も待ってます。 (2021年3月5日 13時) (レス) id: 0334695bad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2021年2月28日 23時
