十三 ページ14
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「うまい!うまい!」
相変わらず煉獄さんは恐ろしい速度で
恐ろしい量のご飯を食べている
初めて食事をした時は千寿郎君が
可愛いすぎて気づかなかったけど、
その翌日の朝餉にはそりゃあもう驚いたなぁ
『モグモグ…』
「おかわりもありますからね!」
千寿郎君は今日も可愛いなぁ…
私のお嫁さんに来……【お嫁さん】??
『………(ズーン)』
「え!?どうしたんですかAさん!
なんだか顔色が…あっ!
まさか嫌いな食べ物でもっ」
『違うよ千寿郎君…君の料理は美味しいよ…
私の分まで良いお嫁さんになってね…』
「またその話ですか!?」
「うまい!うまい!」
………
夜
私はボケーッとしていた
(そうだよな…私と同じ年齢の子はそもそも
稽古なんてしないし今頃は恋愛に花を咲かせ
お見合いとかして、嫁ぎに行って…)
そういう子は華奢で、可愛くて、
料理も上手で、落ち着いていて…
(私は将来的に筋肉ダルマで、
料理もしないしうるさくて落ち着きが…)
いやいや駄目だ、こんな考えは捨てろ
なんの為に強くなりたいんだ
鬼殺隊に入って恩返しをするんだって
決めたじゃないか
(……もし私があの時拾)
スパーン!
「八鎖少女!いるか!」
『えっ煉獄さん!?』
「良ければ一杯付き合ってくれ!」
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ペン(プロフ) - コメントありがとうございます…!笑っていただけたようで何よりです…!第二章は、話のストックが溜まり次第出す予定ですので…頑張ります! (2019年9月1日 19時) (レス) id: 078d4a990b (このIDを非表示/違反報告)
雪月風花(プロフ) - すごく面白いですね!!乾杯のところで笑ってしまいましたwこれからもこの作品見て笑いたいと思います!更新頑張ってください!応援しています! (2019年9月1日 18時) (レス) id: 28009c6402 (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます!作品更新の励みになりました…頑張ります! (2019年8月21日 19時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月21日 13時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
ペン(プロフ) - 風雅さん» 好きと言って頂けるだけで嬉しいです…もう本当に感無量…ありがとうございます風雅さん…! (2019年8月19日 21時) (レス) id: ade812aa67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペン | 作成日時:2019年7月30日 20時