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15話 ページ17

柴柚葉。学校は違うが東卍経由で仲良くなった女の子の一人だ。同い年で気軽に相談も出来て親友と呼べるまである。

「どうしたの、そんな暗い顔して」
「いや、ちょっと・・・」
「私で良ければ話聞こうか?」
「・・・うん」

柚葉に促されるがまま公園のベンチへと移動する。

「ココアでいい?」
「うん、ありがとう」

柚葉は隣の自販機でココアをニ個買うとそのうちの一つを私に持ってきてくれた。

「で、どうしたの?」
「実はー・・・」

私は未来に行ったということは伏せてリリサに嫌われていると話した。

「え、あんたが嫌われてる?そんなわけないでしょ」

「ううん、私何かしてるみたいなの。じゃなきゃあんなこと言われない」

「あんなことって?」

「・・・ずっと嫌いだったって」

「・・・なるほどね」

二人の間に静寂が訪れる。私は貰ったココアを一口口に含んだ。

「でも兄弟あるあるじゃない?私も大寿のこと死ぬほど嫌いだし」

「殺したいって思うくらい?」

「そりゃ勿論あるよ、だけどあんたらの場合うちほどじゃないと思うからそう言ったのだってただのリリサの気まぐれかもしれないじゃん?」

気まぐれー・・・そんなことで未来で闇堕ちし私を殺すだろうか
柚葉の言葉がどうにも腑に落ちない。
柚葉の携帯が鳴る

「やべっ、八戒からだ。今日一緒にボーリング行く予定なんだ」

「相変わらず仲良いね」

「ありさも行く?」

「八戒、私がいるとフリーズしちゃうじゃん。色々考えたいし今日はやめとく」

「おっけー、また買い物行こうね」


私達の会話はここで終わった。

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作者名:なんじゃもんじゃ | 作成日時:2025年12月4日 0時

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