ゝ･拾 ページ10
私です。今何故かさしすwith夜蛾先生と燕と私で廃校になった小学校に来ています。
知ってますよ〜〜〜溜まるんですよねこういう所に呪いがね〜〜〜。うんうんなんで私ここにいるんだろうね〜〜〜。
なんか知らんけど補助監督の人も連れてこないしだね〜〜〜。誰が帳張るんだよ誰が〜〜〜。
「A、帳は降ろせるかい？」
私か〜〜〜い！！！！！(知ってた)(信じたくはなかった)
いやまずなぜ？何故ここに連れてこられたホワイ。ああ〜〜〜いるよいるいるいますよ呪いが。グッッロキッッモでもかっこいいのなんでだ〜〜？芥見神凄いな〜〜(現実逃避)
「『闇より出て闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え』」
しかしそこはガチオタの私、詠唱バッチリ覚えているので難なく帳を下ろしてしまった。うわすげマジで夜んなった。
「標的は一級相当が一体と三級相当が十数体」
夜蛾先生の声にそちらを仰げば、夜蛾先生はまっすぐ私に視線を向けている。
え？私ですか？私に言ってますかそれは？
「肝試しに来たらしい若者数名が一昨日から行方不明になっている。もし生きていたら保護を頼む」
いや一昨日からはもう死んでるでしょそれ。
いやてか私が行くのマジで？死なない？その呪霊ラインナップ。
「……燕は」
「ここでお待ちしています」
取り付く島もねえ！
「私はまだ準一級ですので、お嬢さんのお邪魔になりますし」
準一級で邪魔になんの！？私何級なの！？
「Aは一級術師だからな。心配いらんだろう」
エッ一級なんですか私四歳なのに！？いや四歳だから一級止まりなのか。本来なら特級になっててもおかしくないわポテンシャルが。変に納得しちゃった。
しかしどうやら協力は得られそうにない。さしすも先生も燕も皆纏めて観戦モードである。私は腹を括り、震える足に鞭打ってなんとか廃校に進み入るのだった。
「……ところで夜蛾さん」
「なんだ」
「廃校と伺いましたので、アレ、壊れてしまっても構わないのですよね？」
「は？壊れんの？」
「彼女、そんな手荒な子には見えなかったが」
「いいえ、お嬢さんは……相当、荒っぽいですよ」
そんな会話が交わされていたことも、無論露知らず。
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ニノ崎(プロフ) - めっちゃ面白いです，，，好みドストライクです！これからも応援しております。後，伍話目の美美美ー美・美ー美美ってまさか某マルハーゲ帝国()のパロですか() (2021年3月2日 18時) (
レス) id: 159ece0998 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - みもなるーと。さん» 丁寧なご感想たいへん嬉しいです、ありがとうございます！燕は扇一の自立に必要な犠牲だったのでちょっと……ね……これから扇一夢主、ガンガン男前に磨きがかかって参りますので何卒お楽しみ頂ければ幸いです！ (2021年2月26日 19時) (レス) id: 96fc810d06 (このIDを非表示/違反報告)
みもなるーと。(プロフ) - なんだかクソデカ感情を向けてしまった（？）夢主に恋してしまうかと思ってしまいましたね… 最近は天候が崩れやすいのでお体に気をつけて無理せず頑張ったくださいチュチュ… (2021年2月26日 17時) (レス) id: d641c5035a (このIDを非表示/違反報告)
みもなるーと。(プロフ) - な、なんだこの小説は今まで生きてきた私へのご褒美かご褒美なのか。夢主のどこか達観した想像力などに惹かれました。燕さん私の推しだったのに食べちゃいましたね…やはり愛とは、呪いなのかしらと再認識できた気がします。素晴らしい小説をありがとうございます。 (2021年2月26日 17時) (レス) id: d641c5035a (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 43yomi1さん» ありがとうございます〜〜！！！更新頑張ります！！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 96fc810d06 (このIDを非表示/違反報告)
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