無双する美少女 ページ12
はてさて。ルフィが山賊に喧嘩をふっかけボロ負けし、ようやっとシャンクス達が現れて1人バーンした頃。すまんだいぶ端折った＿＿私はなんでもない顔で敵陣の中に踏み込んだ。
「あ！？何だこのガキ！」
「A！危ないぞ！」
私はシャンクスの声に「そーですね」と軽く返して、振り下ろされたサーベルを待つ。
海賊の皆が手をのばすが届かせるには遅い。
いやまあ、サーベルとか効かないからいいよ。
勢いよく私の頭上に振り下ろされたサーベルは、私の脳天から爪先までをするりとすり抜けて地面に刺さった。
「＿＿＿なあおっさんそのサーベル何？飾り？うわサビサビじゃん、こんなんじゃ切れ味悪くなる一方じゃんダメじゃん。手入れを怠るのはダメな剣士の証拠だぞ」
私は足元のサーベルを踏みつけた。折れた。うおやっば。そういやあの球体、身体能力底上げしたとか言ってたな。これか。なんか楽しくなってきたな。
すると隣から銃声が聞こえた。こちらに弾が来るがそれもまた私の頭を貫通し、さっきのサーベルおじさんの腹にクリーンヒットした。
だから無意味なんだって武器とか。
「そこのおにーさんもなに？その銃はお飾り？あらまあよく出来てるね！
でも下っ手くそだよな〜、ダメだぜちゃんと当てないと」
煽る煽る。激昂してくれたなら幸い、怯えてくれたならそれが正解。でも逃げないあたりお前らは馬鹿だ。
私は恐らく目に見えないほどのスピードで丁度正面にいた山賊の肩を足場にし、頭を「叩いた」。
横に平行に。しかし叩いたのは「頭」ではなく「脳」だ。そいつはばたりと倒れてしまった。
ひらりと地面に着地する。結構体が動くのは、あの球体がいじくったからだろう。いまばかりはそのへん感謝だ。
「私って虎の子だからなあ。あーそうだ、ワノ国の言葉にこんなのがあるんだよね、知ってる？
「虎子地に落ちて牛を食らうの気あり」。お前ら牛な、食われろ家畜共」
蹂躙しましょ、そうしましょ。
にっこり笑顔で私が出した結論は、要は、まあ、そういうことだった。
簡単だ。私はそれだけの力を貰ったのだから。
「『
私が脳を揺らしたり踏んだり蹴ったり殴ったりすると、あっという間に山賊は一人残らず地に伏してしまった。
リーダーを除いてな！流石にシャンクスが片手失わないのは駄目な気がした。
「はーっはっはっは！貧弱貧弱ゥ！！」
とりあえず楽しかったので高笑いした。
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チェシャ - 初コメ失礼します！とても面白かったので一気読みしました！更新頑張ってください！ (2022年8月17日 21時) (
レス) @page50 id: 0f9ef21394 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 最高です！！めちゃくちゃ好き！！！！続き待ってます！！！ (2022年6月4日 16時) (レス) @page50 id: 3fbf61d899 (このIDを非表示/違反報告)
橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白かったです！続きを楽しみに待っています！(*´ω｀*) (2022年1月6日 14時) (レス) @page50 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - 最高でした！！ (2020年9月24日 12時) (レス) id: b086f2b657 (このIDを非表示/違反報告)
Lilac*@白布君＆ツッキー推し(プロフ) - 一気読みしました！更新楽しみにしてます！ (2019年7月31日 10時) (レス) id: 6500d8f78f (このIDを非表示/違反報告)
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