ジョジョの汎用性すごい ページ35
「うあ〜、かっちゃんが殺ってる手前応援したいけど相手お茶子ちゃんかあ〜」
帰ってきたら次の試合が始まっていた。
手放しで応援できないなこれは。
え？「やってる」の文字変換が物騒？いいんだよ細かいことは。
「あらお帰り！ありがとう」
「ただいま睡ちゃん。今どういう感じ？」
「爆豪くんが圧倒してるわね」
そこまで言って睡ちゃんは目だけで上を見た。つられて見ると、そこには浮遊する沢山の瓦礫。
成程、体勢を低くしてかっちゃんの爆撃でできた瓦礫を浮かべて、かつそれをバレないようにしてるのか。隙ができた時にでも瓦礫を落っことすつもりなんだな。
考えてるなあ。
「まあ…ぶっつけ本番にしちゃ上出来だ」
通じるかはまた別として。
私は避けきれない爆撃でボロボロになっていくお茶子ちゃんをなんとも言えない心持ちで見つめた。
「見てらんねえ…！おい！それでもヒーロー志望かよ！そんだけ実力差あるなら早く場外にでも放り出せよ！」
観客席からそんなブーイングが聞こえた。
パッと見ヒーローかな。どこ見てんだあのタコ。
「さてはアンチだなオメー」
「はァ！？」
「かっちゃんはそんなペラい脳味噌の男じゃねえっつってんだよ。
ここまで上がってきた相手のこと舐めてる訳ねえだろ。
認めてんだよ、ちゃんと自分の相手が強えことをさ。
＿＿＿あと、これは自論だけど…お前みたいな周り見てないヒーローを、私はヒーローと呼びたくないね」
『容赦ねえ』
お黙りマイクちゃん。言いたいこと言ってスッキリしてんだから私は。
私は客席からスタジアムに目を戻す。お茶子ちゃんが両手の肉球を触れさせて、個性を解除しているところだった。
途端降り注ぐ瓦礫、瓦礫、瓦礫。私は土煙に目を細めながら、どうなるだろうとそれを見ていた。
『流星群ーーー！？！？』
『気づけよ』
これだけの量なら回避するにしろ何にしろ少しは隙ができるか＿＿＿＿
＿＿＿＿否、しかし、「彼」だ。
「睡ちゃん、医務ロボットは」
「？まだ出払ってるけど」
「わかった」
瞬間。
爆音と爆煙が場を制した。
流星群は右手1本で完封されてしまった。
えげつないなあ。そんなことを思いながら、私は「パロディ」の準備をした。
女の子の顔に傷は残したくない。クレイジーダイヤモンドで行こう。
私の服が改造学ランに変わるのを感じながら、倒れ込むお茶子ちゃんを見ていた。
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うぃ - 事務所が銀○wwヒロアカと銀魂だいすこなので嬉し！ (2023年1月13日 23時) (
レス) id: e2761ceb74 (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - やっぱりSansは最強か (2022年10月10日 14時) (レス) id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 個人的に体育祭の小鳥ちゃん達！がいっぱいちゅき (2022年1月9日 22時) (レス) @page27 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
音香 - 言葉選びのセンスよすぎますって……爆笑こえて大草原不可避こえて雄英不可避（？） (2021年8月26日 20時) (レス) id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)
腐った鬼(プロフ) - 繰り返し何度も読むくらい好きです！ (2021年3月6日 17時) (レス) id: ddcd1c8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
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