花の10代を楽しむのだよ(クラピカ風) ページ32
「＿＿＿っていう訳なんだけど、どう思う？」
「大分イルミに懐かれたね♤」
「だよねえ」
事の顛末を話せばヒソカは心底面白そうな顔をして言った。
やっぱり他から見てもめちゃくちゃ好かれているらしい。やっぱりな。そうだと思ったんだよ。イルミがハチャメチャに鈍感だったんだな。私は頭の中でぐるぐるしていた疑問を溶かすことが出来てほっとした。
…いや全ッッッ然ほっと出来ねえよ！！？！？！？寧ろ悪化してる！！！！いや、押しに好かれているという事実、無論嬉しくないことなどありえない。けれどもそれは数多の死亡フラグに直結するのであって…！！！
どうしよう私今から毒の耐性つけて間に合うかな！？！？
「念でどうにでもなるわ(確信)」
「何がだい♧」
「ごめんこっちの話。ご挨拶行く時ドレスとかの方がいいよね」
「気が早いね♡君もう嫁ぐ気なのかい♤」
「冗談だよ、私はまだまだ10代謳歌したいからね。そりゃあイルミのことは好きだけど、まだそういう好きにはなり得ないというか？」
というかみんな好きで選べないんだよね。
なんだこの贅沢な悩み、私いつか後ろから誰かに刺されるんじゃないだろうか。
あっ、でも刺されても迎撃できるね私。問題なかったね。解決。
「魔性の女だね、Aは♢」
ヒソカが流し目でこちらを見やりながら言った。
うん私もそう思う。否定せず逆に頷いてやれば、ヒソカはくつくつ、と喉で笑う。何がおかしいのか。私が素直なのが面白かったのかな。
ヒソカは依然として笑っていた。
「楽しそうだね、ヒソカ」
「分かるかい？♧」
「何となくさ。そういえば、プレート探して受験者が来たよ」
円のセンサーに先程から引っかかっている。念を取得していないとそこに「円」があることすらわからない。
ヒソカが「人数は？♢」と聞いてきたので、「4人」と答えた。あまり強くなさそうだ。念は無しでいいかな。
「半分こしようか♤」
「プレートは要らないからヒソカにあげる」
「それはありがとう♡」
私はダガーを1本逆手に構えた。
なんだかんだヒソカと馴染んでしまっている私の順応性が、我ながら若干恐ろしかった。絶対血筋だ、と思った。
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にゃこ(プロフ) - 私の心境をしっかり代弁してくれる最高の夢主ですありがとうございます！！クラピカは天使ですね(吐血)更新楽しみに待ってます！ (2017年10月11日 17時) (
レス) id: 96f522b5ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 神崎舞さん» あー、本当ですね…！うっかりでした、ご指摘ありがとうございます！修正しておきました！ (2017年9月24日 11時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 『第七試合長くないかな』の話で、最後のキルアのセリフの主人公の名前固定になってませんか？ (2017年9月24日 10時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - ふわさん» 一日一回更新するように心がけております！よじ試験無事終わりました！キルアももうちょい出張らせますね！ありがとうございますがんばります！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 更新多いから嬉しいです！よじ試験終わりますね！（よじ試験だったっけ）お疲れ様です！キルア（ショタ）にすごく癒されたいです･･･。がんばってください！これからも応援しています！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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