竈門家の長女はみんなの嫌われ者

参話 ページ5

「「『御意』」」


し「人も鬼もみんな仲良くすれば良いのに。
冨岡さんもそう思いません？」


冨「無理な話だ。鬼が人を喰らう限りは」



‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐








し「どなたかお知り合いでもいましたか？」


『このあたりに生存者は、居ないね』


冨「(お前は)喋るな」


し「新人の癸の隊士も新たに入山したようですけど
もう、死んでるかもしれませんね」


冨「行くぞ」


し「月が綺麗ですね〜
せっかく一緒の任務なんですから"冨岡さん"仲良くしましょうよ〜」


冨岡さんのところ何か強く言ってなかった?


冨「俺は鬼を斬りに来ただけだ」


し「つれないですね〜
ではこのあたりで別れましょう。私はこちらに、
冨岡さんはこちら、貴方はこちらに」


冨「承知した」


『分かった』


シュンッ


蟲柱と水柱が消えた。まあ良いや←
鬼の音、匂い、気配がする。


シュンッ


鬼に捕まってる...猪？いや、人間だ。とりあえず助けないと!


スタスタッ!


シャキン!


鬼に捕まってる猪を助けた。


『日の呼吸・輝輝恩光!』


ザシュッ


スタッ


鬼の首を斬る。


?(す、すげぇ...こ、こんなすげぇやつ はじめて見た。なんだコイツ...ワクワクが止まらねぇぞ)✨✨


『ರ⁠_⁠ರ...』


スタ...


?「ちょっとまてぇ！
俺と戦え、赤羽織!」


『?』


?「あの十二鬼月にお前は勝った！その前に俺が
勝つ!そういう計算だ！！そうすれば...一番強いのは俺ってことだ！」


『修行し直して。たわけ者』


?「ムヒイイイ」


『今の十二鬼月でもなんでもない。そんなことも分からないの?』


?「分かってるわ!あんな雑魚!十二鬼月なんて思ってねぇよ!!十二鬼月だって言ったのは、炭悟郎だ!!!俺はそれをそのまま言っただけだからな!!!」


私はうるさい猪を縄で吊るした。


パンパン


?(な、なんだこれ...縛られてる?!速ぇコイツ)
ってオイ！!」


『己の怪我の程度もわからない人は戦いに関わらないで』


?「あぁ?!聞こえねぇよ！!声、小せぇっし
足、速ぇんだよ！!オイ!オイ!!オーイ!!!」


何か猪が呼んでるけど、そんなの無視。

















結「カァー炭奈!緊急柱合会議!鬼を連れた隊士の 裁判がある!鬼殺隊本部へ向かって!」


『あいつらとまた会うの...鬼を連れた隊士...?
うん、分かった』






〜大正コソコソ噂話〜


『私の鎹鴉の名前は結美(ゆみ)。特別な訓練を受けていて、人間のように喋れるんだ』


結「これからもよろしくね!」

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