竈門家の長女はみんなの嫌われ者

捌話 ページ12

どんどん再生する...





「ギャアァアァ!!!」



『!?』


元兄達かな...鬼の首を斬ったのは。





まずい...このままだと...



汽車が横転する...!


『炎の呼吸 壱ノ型・不知火』


『水の呼吸 捌ノ型・滝壺』


汽車が横転したけど被害を最小限にした。


だけど何だろう？


嫌な予感しかしないな...


ドコォォオン！！


『?！』


この気配、この圧迫感...


これ...上弦じゃない？


底らへんの鬼とは比べ物にならない...


犠牲者が出る前に行かなきゃ！！






鬼のいるところについた。







え...






上弦の...参...!?






とりあえず攻撃しないと!





『雷の呼吸 陸ノ型・電轟雷轟!』





煉「!?」




炭「!?」





上弦の参の腕を斬った。




上参「!?」





上参(再生しない!?それにこの痛みは何だ?!)





『炎柱様、炭治郎君、伊之助君大丈夫ですか!?』




炎柱様は...潰れた左目、砕けた肋骨、傷ついた内臓...




戦うのは厳しい状況。





元兄達だって、階級が低すぎる。





上参「良い刀だ。再生しづらい。それに、お前は
至高の領域にものすごく近い。素晴らしいな。
そんなお前に素晴らしい提案をしよう。お前も鬼にならないか？」





『褒めてくれているのかな?ありがとう。でも鬼に褒められても嬉しくない。それに、私は鬼にはならないよ。』





上参「そうか...鬼にならないなら56す」





煉「お前みたいな弱者、すぐ56される!やめとけ!!」





『今の貴方よりは強いはずです。それより、今は動かないでください!重症なので』




上参「お前の名は何と言う?」





『私は、日柱・継国 炭奈』





上参「そうか...俺は猗窩座。炭奈、もう一度聞く。お前も鬼にならないか?」






『何回も言わせないで。私は、鬼になんてならない』





上参「そうか...」





上参「破壊殺・乱式!!」




『雷の呼吸 弐ノ型・稲魂!!』





上弦の参の首を斬ろうとした。


だけど


首の少し上を斬っていた。


そして、攻撃をかわせなかった。





『くっ...外した...』





ザッ



『!?』




煉「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も
ﾀﾋなせない!!」





『炎柱様!』





炎柱様がやる気なら!





煉「炎の呼吸 奥義」





『風の呼吸』





上参「素晴らしい闘気だ...それほどの傷を負いながらその気迫、その精神力、一部の隙のない構え。やはりお前達は鬼になれ、杏寿郎、炭奈!
俺と永遠に戦い続けよう」

アンケート→←呼吸

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す