深澤辰哉の場合 ページ4
深澤辰哉は橋下Aに拗らせている
深澤「A〜これでいいんだっけ？」
「買ってくれるの？」
深澤「ほしいんでしょ？」
「うん」
深澤「じゃあ買ってあげるよこんくらい〜」
「たつやくん、すき、」
Aの財布と化してることを先日テレビで暴露されたばかりの彼
深澤はAの些細な言葉を見落とさない
今日向井に教えてもらいながら注文した品は新しいベッド
「ここでいっぱいしようね♡」
深澤は橋下のこのあざといセリフにめっぽう弱い
それはそれは弱い
ネックレスをおねだりする時は
「辰哉くんがくれた首輪ってことじゃん？えっち！」
時計をおねだりする時は
「時計なんてもらっちゃったら縛られてる時のこと思い出して濡れちゃうかも」
そして貢ぎ物を貰ったときには心から感謝をする
人に買わせる能力が高めのA
さすがに家賃を自分が払うと言い出した時は震えた
二人の関係は、事務所の中でも一番古く深い
Aが事務所に現れた時、
一番最初に目をつけて声をかけたのは紛れもなく彼
Aのはじめてはとことん奪ってきた
だからこそ、他の人にはない余裕があった
人目に触れるときには一定の距離を保つ大人な深澤
Aはそんな彼が好きだった
それもいつからか変わってしまったけども
深澤「A〜」
「ん、ちかいよ辰哉くん…」
深澤「ん〜…」
「あ！辰哉くんえっち！」
最近は人目も気にせず触りまくり
「ちょっと！さすがにやりすぎ！」
深澤「なんでえ？翔太と佐久間はいいの？」
「もー！どうしちゃったの最年長！」
深澤「歳は関係ないしあいつら同い年」
「ひーくん！辰哉くんがあかちゃん！」
岩本「俺を巻き込むな…」
向井「あかん、見てられへん…」
佐久間「甘えるふっかちゃんと気持ち悪いな」
深澤「Aは俺のだもん…」
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作者名：らん
| 作成日時：2021年9月20日 13時
