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SHINOBIside
さっきから、いや、この依頼が来た時から感じていた《違和感》が大きくなっていくのがわかる
《不安》
違う
《心配》
これも違う
でも《何か》
《何か》....
SHINOBI「...嫌な予感がする...」
そう呟くと前を進んでいる2人がピタリと止まって、こっちを見ずに
コマンダー「俺もだ。」
ファルコン「...俺も。なーんかすいすい行きすぎなんだよねー。つか結構なこと話してんだからもっと静かに喋れっての...」
そう、2人の男が堂々音大きい声で話しているのは《裏会社》のブラックリストの人物について話してるみたい
ちなみに今三階の廊下の天井裏にいる俺たちは、ギークがハッキングした監視カメラをサングラスのようなもので見て、事前にここの人間に付けておいた録音機をイヤホンで聞く(ギークが改良済み)
すると突然
ドオォン...
3人「！？」
天井裏にまで性格に伝わってくる振動と鳴り響く音
コマンダーがこちらを振り向いた
恐らく震源はこのビルの中
しかも俺の後ろの方
だとしたらこれは
SHINOBI「爆発音...？」
コマンダー「...いや、これは...」
コマンダーが言い淀んでいるとファルコンが全てを吹き飛ばすような笑顔でコマンダーと俺を見た
ファルコン「俺らへの招待状だろ？《ノック》しに来たんだよ。」
ファルコンはニヤッと笑った
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作者名：有谷 彩涼 | 作成日時：2019年6月21日 20時
