ｰ3 〔一方で〕 ページ4
syp side
Aとあの家に行くメンバーが決まった。
トントンさんとオスマンさん、
そしてコネシマさん。
オスマンさんは分からんけど、Aのことを疑ってる人ばかりで心配になる。
syp｢コネシマさん。｣
kn｢おぉ、どうしたショッピくん｣
syp｢Aに危ないことしないでください｣
kn｢出来たらな。｣
syp｢出来たらって…！｣
kn｢アイツが俺らにとって邪魔なやつだと思ったら俺は容赦なく斬るで｣
そう言ってスタスタと俺から離れるコネシマさん。
syp｢ｸｯｿ…っ｣
ci｢さっき、医務室での会話聞いとったしまた血抜いたりは流石にしないんやない？｣
syp｢チーノお前まだ俺のこと抑えたこと許してへんからな…｣
ci｢ごめんて…！｣
syp｢今度ゾムさんの食害で許したるわ｣
ci｢え゛｣
ｶﾁｬ…ｷｨｲ
『失礼します』
Aが入室する。
『グルッペン総統、外出の許可どうもありがとう』
gr｢…よろしく頼むぞ｣
『えぇ』
kn｢…はよ準備せぇや｣
『もう終わってるわ』
os｢なら、もう行こか｣
トントンさん、オスマンさん、コネシマさん、そしてAが部屋から出ていく。
心なしかAの顔色があまり良くない。
やっぱり怖いんじゃないだろうか。
シャオさんの看病で疲れてるんじゃないだろうか。
"俺にそばにいてほしいんじゃないだろうか"
最後のはそう思っていてほしいという願望だ。
俺に頼って欲しい。俺だけに。
たった一言。
"そばにいてほしい"とだけ言ってくれさえすれば、ずっと隣で守ってあげるというのに。
そんな思いをこめてAの後ろ姿を見つめていると、不意にAがくるりと振り返った。
控えめに笑って
『(いってきます)』と俺に向かって小さく手を振る彼女。
…めっちゃ可愛ええ。
ci｢あの子、あんな顔するんやね｣
隣に立つチーノが目を丸くしてそう呟く。
……まだおったんかよ
ci｢ええな〜ショッピくん、えらい懐かれとるやんけ｣
syp｢………ﾁｯ｣
ci｢なんで？！｣
気に食わない。
今の表情は俺に向けられたものなのに、
あの笑顔は俺の、なのに。
それをチーノに見られたことがどうしても気に食わなかった。
そして、チーノが警戒心以外でAに興味を持ったことも。
Aが帰ってきたら、俺が独り占めしようと思った。
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リズ(プロフ) - すみれいんさん» 読者を不安にさせたまま4章に持ち込みたかったのです…お許しくだせぇ....！ありがとうございます！ここまで来れたのも読者さんのおかげです！！ (2021年2月18日 19時) (
レス) id: e8e592a792 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 正直ヒヤヒヤしました！え…もしかしでマジで今での事って夢…？となり少しの間見事に騙されました…！！3章完結？おめでとうございます！ (2021年2月18日 8時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - 大先生…？(便乗) (2021年2月10日 18時) (レス) id: c4d9600a7c (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 闇ちょこさん» リクエストありがとうございます！！んふふ、赤い彼にはもう少し混乱してもらいますよ…！！ (2021年2月9日 21時) (レス) id: e8e592a792 (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - リクエスト宜しいですか…？shpくんが夢主といちゃいちゃしてるのを色んな方法で他のd!面子に見せつける、みたいなのお願いしたいです…！！tnさんが勘違いしてるエピソードが好き過ぎたので…あ、更新は作者様のペースで進めて下さい！長文失礼しました。 (2021年2月9日 16時) (レス) id: c4d9600a7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リズ | 作成日時：2020年9月29日 21時
