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ここまで苦しい戦いとは思わなかった。何が私達を苦しめたかというと…それは妓夫太郎が妹を操りながら戦えたこと，己と妹から得る2人分の多大な情報を処理し的確な判断を下せるということだ。しかも、妓夫太郎の優れた感覚は上弦たる所以だ。
「炭治郎、踏ん張れ…！そしてこの鎌鬼の首を斬り飛ばせッ ゲホゲホッ…(クソッ…感覚が鈍ってきたッ。クソタレが…ッ 私は負けない)」
ドキャァァ
妓夫太郎(抑えられる小娘、まだ力があんのかよぉ…それにコイツまだ刀を振りやがる馬鹿が さっきだって俺の頸を斬れなかったくせになああ)
すると
炭治郎「ガァァァァァァァ！！」
炭治郎の額を見ると…何と彼の痣がかなり濃くなっていたのだ。一体どういうことなの！？
妓夫太郎(クソッ…この小娘、右肩から刺されている鎌が抜けねぇ！！不味い、早くしないと忍に斬られた左腕を早く再生…
「そうはさせねぇぞ…クソ野郎がぁ…ゲホッ」
小娘の野郎、あの爆薬を忍ばせたのかよお 不味い…このガキに頸を斬られるぞ…ッ)
一方で…
堕姫「
妓夫太郎『まずこっちを始末すること！！』アンタがアタシの頸を斬るより早く アタシがアンタ「細切れにするわよ…」
善逸に頸を切りかけていた時だった
堕姫(何でよコイツ お兄ちゃんが心臓を刺したのに！？)
そこには妓夫太郎によって心臓を刺されていた伊之助が動いていたのだ
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作者名：月の舞 | 作成日時：2021年6月20日 22時
