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＊ ページ19
《ar side》
電車を降りて、少し歩くと
寂れたアパートが見えてきた。
そう、ここが目的地。
伊「ここに、俺の友人が住んでた。」
「勝手に入っていいの？
ていうか、入れるの？」
伊「だいじょーぶ、だいじょーぶ。
俺、合い鍵もらっててさ！
鍵変えてなかったら、まだ入れる。」
警察の家宅捜索が終わって、
重要な関連物は、全部押収されてるはず。
今更、部屋を探したって、
何か新しい発見でもあるのかなぁ。。。
伊「絶対、あいつが
自爆事故の犯人なんてありえないの！
もし、本当にしたんだったら
誰かに脅されてたとかに違いないの。
その証拠になるものがあるか、
一緒に探してほしい！」
いのちゃんは、合い鍵を使って、
づかづかと入っていく。
中はとても整頓された、
質素な部屋だった。
さてと…探しますか。
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作者名：ことととね | 作成日時：2020年9月25日 0時
