癒しの翠姫3 (ページ5)

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ジェダイアの親友ページ5

海の方をみると、1隻の商戦が煙を出していた。
2隻の船に追われている。

シャ『いかん海賊船だ！』

ジ『あの船は！』

ーーー
グ『ギランの港は目の前だ！野郎ども気合いを入れろ！』
船長のグラーゼだ。

船員『船長！奴等こっちに乗り移る気です！』

グラーゼが海賊に槍を打ち込む！

グ『ギランの連中は揃いも揃って昼寝でもしてんのか？この有様かわ見えないわけごないだろう‼』

海賊が船に乗り込んできた！
グ『チッ』

グラーゼも海賊に襲われる。

ヒュンーー

目の前の海賊に矢が刺さり倒れた。

グ『‼！』

ファランギース、ギーヴが次々と矢を放ち、ダリューンやジャスワントが船に乗り込み海賊を次々となぎ倒していく！

グ『味方なのか？』

ダリューンを頭上から狙う海賊がいた！

グ『危ねえ！』

グラーゼが咄嗟に短剣で海賊を、仕留める。

海賊『こいつら何者なんだ！』

ギヴ『お前たち、この男が何者か知らないで剣を向けていたのか？この男はパルス最強の戦士万騎長ダリューンだ！』

ダリューンが金色の瞳で海賊を睨みつける。

海賊『ヒィ～ダリューン！』
海賊達は逃げていった。

ダ『ギーヴ、お主な……。』

ギヴ『手間が省けただろう。』

グ『万騎長……ほぉ。』

港に着くとそこにはジェダイア達3人と彼女に瓜二つの王子たちが待っていた。

ジェダイアが手を振っている。
船が着くとジェダイアは真っ先に駆け出しグラーゼに抱き着いた。

ジ『グラーゼ‼久し振りだな！怪我はないか？』

グラーゼはジェダイアの頭を撫でる。

グ『あぁ、この方達のおかげで助かった。』

ジ『強かったであろう、ダリューンは私の婚約者だからな！』

ジェダイアがダリューンを指差して言う。

グ『！婚約者ぁ⁉お前にか？冗談だろ？』

ダ『いや本当だ。』
ダリューンがジェダイアを抱き寄せる。さっきの抱き着いたのを少し気にしているようだ。

グラーゼが豪快に笑う。

グ『そうか‼ジェダイア、やるな！パルス最強の戦士を射止めるとは！ハハハハハ！』

グラーゼがダリューンに挨拶をする。

グ『俺は交易商人のグラーゼと申します。ジェダイアがイズベラにいた時からの親友です。よろしく！』

ダ『ダリューンだ。』

グ『それにしても、ダリューン殿、大変だろ、こやつの世話は。』

ダ『……あぁ、大変だ。』

グ『だろうなぁ～。』

ジ『そなた等、私に失礼ではないのか⁉』

ス『本当の事だから仕方ありません』

ジ『！スーリ‼』