治療?ー肆ー ページ44
その口付けと愛 撫は止まることなく私のからだに降りかかってくる。
A「ぁ.....ゃ.....」
だが、それはあるとき突然、止んだ。
銀時「.....上様.....コレってなんだ?」
A「.....ぇ.....」
銀時「コレだよ。コレ。」
銀さまは私のからだの"ある一点"を指で集中的につまんだり、押さえたりした。
そう、それは紅い....
口付けの痕だった。
銀さまが押さえつけたのは首筋にある痕で....
それはかつて、万斉殿に付けられた歯形も付いたものだった。
しかし、私のからだに付けられた口付けや歯形の痕はそれだけではないのだ。
毎夜毎夜、沢山の男たちに付けられたもので、首筋や肩、腕、あるいはそんなところにと思うようなところにまで紅い華の片は落とされていた。
もちろん、その中には銀さまに付けられたものだってある。
私自身も、もう、いつ、誰に付けられたか覚えていないものさえある。
銀時「気に食わねぇなァ、上様よォ.....」
なに.....?私はなぜか不穏なものを本能で感じとった。
銀さまは再び私の背後に回り込み、抱きしめた。
A「いやぁ!ぁ!」
銀さまは私の耳を嘗めてきたのだ。
銀時「.....後ろから責めてやるか.....」
耳元で囁かれた。
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牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時