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お熱ー弐ー ページ26

A「あ.....叔母上さま.....叔母上さま!」


私はまだ怠いからだを起こし、ついつい昔のように叔母上さまの胸にすがった。


A「叔母上さま。私.....」

保科正之「上様、まだお熱がございます。あなたさまはお疲れなのです。毎日毎日、毎夜毎夜、根を詰めてご公務に励まれて.....」

A「そうかも.....しれないわね.....」

保科正之「今日はゆっくり養生いたしましょう。またお元気になられるその日まで.....」

A「あ.....」


不思議だ.....怠くて怠くてたまらないのに叔母上さまが側にみえると私はとても安心して.....


保科正之「姫さま、ごゆっくりお休みください。」

叔母上さまは久々に私のことを『姫さま』と呼んだ。


その後、私はふたたび眠りに就いた。

昔からそうだった。叔母上さまは私にとって母上さまのような存在なのだ。

小さいときから叔母上さまのことが大好きだった。

叔母上さまのことが大好きで大好きでたまらなかったのだ。

私は叔母上さまのそばで守られるようにして安心して眠れた。


きっとすぐに治るだろう。


そう思えた。

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牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時

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