お熱ー壱ー ページ25
阿部正弘「.....がーーーで」
保科正之「ーーーならーーーで」
A「.....それなら.....」
今日も政務が始まった。
だけど、今日はからだが思うように動かない。
私のからだはずしりと何かに憑かれているように重苦しかった。
大岡忠相「ーーーは上様はいかが.....」
大岡忠相「上様!上様!」
私は机に倒れ込んだ。
もうからだが限界なのだ。
寒気はするのに、からだは熱い。もう座ってさえいられなかった。
柳沢吉保「上様!これは御体を崩されたのかもしれませぬ。私の思い過ごしならよろしいのですが.....」
保科正之「いや、誰か!御殿医を!」
あぁ、叔母上さまが御殿医を呼んでくれた.....
私は女中たちに自室ヘ運ばれていった。
───────────
暗い。その暗闇の中からかすかに天井はらしきものが見えた。
あ.....私は.....
あれからどれくらい経ったのだろうか。
A「あ.....だ.....誰か」
保科正之「お気付きですか?上様?」
A「あ.....叔母上さま。叔母上さま。」
現れたのは保科の叔母上さまだった。
叔母上さまのお顔を見たとき私はとても、とても安心した。
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牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時