酒羅に溺れるー参ー ページ12
A「晋.....助殿.....ありがとう.....」
私は晋助殿によって褥まで運んでもらった。
A「きゃ!いや!」
晋助殿はいきなり私の寝間着を剥ぎ取っていった。私の体はすぐに全て彼の前にさらけ出された。私を食らうつもりなんだ。本能ですぐにわかった。
ばしゃっ!
A「きゃ!あ.....あ.....」
彼は私の顔に徳利からお酒をどくどくと垂らしてきた。
A「いやっ!もう.....や.....め」
彼は急に手を止めた。私の顔はお酒でずぶ濡れになっている。
高杉「上様、アンタ、酒が好きだろうが。ろくに動けなくなるほど呑みやがって.....」
たしかに今の私は酔い潰れて、逃げる、抵抗することはおろか、思うようにからだを動かすことさえもできない。
彼はそれをいいことに私のからだ全体にもお酒をどくどくと注いだ。
A「あ.....しん.....のじょ.....た、たすけ.....て.....」
私はその中で愛する息子の名を呼んだ。
高杉「晋之丞は助けに来ねぇよ。だいたい来たところで、あんな三歳のガキに父親と母親が男と女になってるところを見せれんのかィ?」
A「あ.....」
それはだめに決まっている。
体中もうお酒まみれである。
彼はやがていつもの如く、私のしっとりとろとろした下を荒っぽくさわった。
そして私のその下にもお酒をどくどくと垂らした。
封を切ったばかりの徳利からは止めどなくお酒が出てくる。
A「や..... やめて.....!晋.....助.....殿、子供が.....できなくなっちゃう.....」
晋助殿は溜め息をついた。
高杉「今更.....他の野郎のガキばっか孕みやがって.....お前の好きな酒で洗ってやるよ.....」
暗闇の中で晋助殿は私を睨み付け、黒く笑った。
今宵は月が綺麗だ。
禍々しい月光に照らされる彼の表情から私は不吉を感じた。
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牡丹(プロフ) - そぐむさん» ありがとうございます。とても嬉しいです。小説の方もご愛読ありがとうございます。これからも更新いたしますので何卒よろしくお願いいたします。 (2018年11月15日 17時) (レス) id: 008b18c312 (このIDを非表示/違反報告)
そぐむ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています!合格おめでとうございます!! (2018年11月15日 14時) (レス) id: 3753eef71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牡丹 | 作成日時:2018年10月22日 22時