143話 時経つ私の変化 ページ20
何ヶ月経っただろうか。
一年と言っても過言ではない程の年月が経った。
鞄を持ったAは、笑顔に師匠に『大丈夫』と言う。
アカネ「本当に大丈夫かね…」
A『うん、平気。しんどくなっても自分でなんとかできる』
アカネ「…無理だと思ったら早急に帰ってくること。それだけは守れ」
A『…うん』
いつの間にか学年が上がり、Aが学校へ行く日が来た。
Aが「行く」と言い出したとき、師匠は半日以上ひとりで考え込んだ。
本音としては行かせたくなかったが、今のままでは変わるものも変わらない。
悩んだ挙句、「無理だと思ったらすぐ帰る」という条件付きでAを行かせることにした。
廊下を歩くAを、皆が物珍しいような目で見る。
Aは『気にしない、気にしない』と自分に言い聞かせながら作り笑顔を保った。
Aが歩く先には、セイカがいた。
Aは一瞬目を見開く。
が、少し下を向いてまた歩き出す。
セイカ「おはよーうA。久し振り」
A『うん』
セイカ「は？それだけ？」
A『うん』
皮肉たっぷりに話しかけてきたセイカに、Aは目を合わせず笑顔を保ったまま短い返事をした。
友達「なにあいつ。ずっとニコニコしてて気色悪ー」
友達「あんなの放っとこ」
セイカ「……」
＊＊＊
某イントロクイズの番組を見てましたが…
絶対(幽白の)微笑みの爆弾来ると思ってました。来たとき叫んで跳ねてました(うるさい)。
イントロクイズ大体微笑みの爆弾出るんですよね(嬉しい)。
それかキテレツのお料理行進曲ですね(微笑)。
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作者名：ゴンクラ命の荒川白希 | 作成日時：2023年3月26日 10時
