Only Girl from EXILE

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You side






それから数日後、AKIRAが呑みに行こうと誘ってくれた。

あたしは終わるのが21時くらいだから、そっからってことになったんだけど、

指示された場所は…







「…また肉…」







また、と言っていいほど食べてる焼肉。

どんだけ肉食うんだよ、

ってくらい食べてるんじゃない？








ｺﾝｺﾝ


「失礼しまー…っげ、」









案内された個室に向かって、

ドアを開けると、

見えてきたのは号泣してる男二人組。

え、二人？

AKIRAと…








「岩田くん…？」


岩「っあ…Aさん…(泣)」


「AKIRAまで何泣いてんの…(笑)」


AK「いい話だよなぁ、岩ちゃんっ！」


岩「はいっ！(泣)」


「なにが…？(笑)」









相当酔っ払ってるな、と思ってグラスを見てもそんなに呑んだ感じは無くて…


え、なに、どゆこと？

なんの話でそんなに泣けるわけ？

ってか怖いわ！扉開けたら男二人が号泣とか！

案内してくれた店員さんもびっくりしてたわ！









「と、とりあえずさ、落ち着こ？」


岩「Aさぁん！(泣)俺間違ってました！」


「ええっ！？い、岩田くん！？」


岩「俺ぇ！絶対芸名さん応援しますぅ！どんなことがあっても！」


「…あ、うん、ありがとう…？」


岩「俺が守りますからぁ！」


「えええっ、！？」









え、なにこれ！

なんでちょっとコントみたいになってんの！？

“俺が守りますからぁ！”

って、あんたどっかのモノマネ芸人さんが言ってそうじゃん、なんか！









AK「そういうことだからぁ！A、これからもよろしくなぁ！！」


「え？あ、うん」









その日は本当に何言ってるか訳わかんないし、

正直酔った奴らに絡もうという勇気がなかったから、

男二人は差し置いて一人でほとんど呑んだよね。



未だにあの号泣の焼肉の謎は解けてないんだけど…(笑)

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