第7話 ページ11
(うわあ･･･本物の海賊船･･･！)
勿論海賊船など見たことの無い私はテンションが上がっていた。
｢どこ見てるよい、｣
気がつくとマルコさんは船にかかった階段から船に登っていた、急がなくては
｢は、はい！｣
私は急いでマルコさんの後を追って船の中へと向かった。
(うっわあ････････････。)
海賊船の中入った私はまず、その広さに感動した。
(私、ほんとにワンピースの世界に来たんだ･･･。)
それを認めざるを得ないほど、その海賊船は立派であり、あちらこちらの傷がそれを物語っている。
｢あんまりキョロキョロすると危ないよい｣
｢す、すいません･･････。
･････････！？｣
私はマルコさんを返事をしたと同時に階段を踏み外した。自分でも驚くくらいアホだ。
来るであろう衝撃に備えて目を瞑る、だが
いつまで経っても衝撃が来ない。
恐る恐る目を開けると･･････
｢･･･！？････････････。危ないよい･･･、｣
私はマルコさんの胸の中にいた。落ちた私を抱きとめてくれたらしい。
私の目の前にマルコさんの胸板がある。がっしりとした腕。綺麗な顔。思わず見とれてしまってぼーっとしてしまう。
まるで、抱き締められているような体制に緊張してしまう･･･
ん？抱き締められてる？
｢いつまでそこにいる気だよい。｣
｢･･･！！！！！！、す、すいません！！！！｣
私は急いでマルコさんの腕から離れる。
｢･････････別に大丈夫だよい。｣
やってしまった。
マルコさんに会ってから迷惑しかかけてないような気がする。
これではあまり私の事をよく思わなくても仕方ないだろう。
｢す、すいません。ご迷惑かけて申し訳ないです。｣
私は申し訳ない気持ちでいっぱいで謝罪する。
｢･･････別に怒ってはないよい。｣
｢そう･･･なんですか？｣
｢無事で･･････よかったよい。｣
マルコさんが照れたように言うものだからこっちまで照れてしまう。それにしてもこんな見ず知らずの人に優しくしてくれるなんて漫画でも優しいとは思ってたがやはりいい人すぎる。
｢マルコさん優しいんですね、ありがとうございます。｣
と言ってから気づく。私･･･マルコさんに自己紹介してもらってないはず･･･。
『お前･･･なんで俺の名前知ってるよい？』
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ひな。(プロフ) - アベッチさん» コメントありがとうございます･･･！自分の書きたいものを詰め込むために展開は早くしてます・・・笑面白いって言って頂けて光栄です！頑張って更新しますので宜しくお願い致します。 (2018年4月18日 17時) (
レス) id: 8e0f19d245 (このIDを非表示/違反報告)
アベッチ - いきなり過ぎて展開コロコロ変わってって面白い！これからも更新頑張ってください!! (2018年4月17日 22時) (レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな。 | 作成日時：2018年4月17日 19時
