【 ONE PIECE 】うたうたいの鬼娘は (ページ6)

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だいよんわページ6

急な発言に着いて行けず、どうしたものかと考える。

というか、さっき仲間に入れてって言った筈なんだけどなー？聞こえてなかったのかな？

そんなことを考えていると、女の人が麦わらの人の頭を新聞で叩いた。

「今その話してんのよ！アンタは黙ってて！」

「いってェ～。何も殴ることねェじゃねェか！」

「なにかいった？？」

女の人が凄みを効かせると一瞬にして麦わらの人が黙った。

凄い。いつの時代も女の人が強いものなのだなぁ。

なんてしみじみ思っていると、女の人はこっちに向き直って、

「悪いわねうちのバカが。…………まあ、うちの船長がああ言ってることだし、いくら有名人だからって正直気を許した訳ではないけど、とりあえずはしばらくここに居ても良いわ。アンタ達も文句ないわね？」

と言い、更に後ろにいる船員達に呼び掛ける。

すると船員達は各々に

「いいんじゃねェか、別に」

やら

「べべべ別に構わねェが、しばらくおれに近づくなよ」

やら

「こんな可愛いお嬢さんなら大歓迎だ」

と口にした。

ひとまずこの船に乗せてもらえることに安心しつつ、麦わらの彼の方に視線をやる。

彼とバッチリ目が合った後、彼はとびきりの笑顔で

「ししし、よろしくな！」

と言ったのだった。

……というか、彼、船長だったのか…。