【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第四十一訓 ページ46

銀時君と別れて暫く。



定春と歩いていると、奥の方で誰かの声がした。男の声だ。それも二人。






『……あれ、新八君？』






そっと覗くと、新八君が居た。大方神楽ちゃんを追いかけて来て中に入っちゃったってとこかな？






新八「！Aさん！！来てくれたんですね！？」



『うん。まァ私と銀時君の二人だけだけどね』






定春も！！と、喜んでいる新八君。

そして、そんな新八君から視線を横にずらすとハタ皇子が。コイツに関しては恐らく巻き込まれだけだと思うけど。






ハタ「お主、真撰組の者か？た、助けてくれ！」






……この頭に生えてる触手って抜いたら生えてくるのかな？






『ハタ皇子、大丈夫ですよ助けますから。けれど私、煩い人のアクセサリー(主に触手など)を引っこ抜くのが趣味でして…暴走してしまうかも』






皇子は静かになった。ウケる。






『新八君、神楽ちゃんは此方に居なかった？』



新八「はい、探しても居なくて……」



『ふぅん？じゃあ銀時君の方かな？なら心配いらないね。よし戻るよ。このまま外に出る』



新八「は、はい！！」









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






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＿＿＿








来た道を戻っていくと外に出られた。






『さて、神楽ちゃん達は…』



新八「Aさん、アレなんです？」



『ん？』






と、同時に新八君が空を指差した。そちらには大きな軍艦が。そしてそこから聞こえてくる野太い特徴的な声。


……間違い無い、とっつぁんだ。





(助けてくれるのかな？)





あれ。何かチャージしてない？あ？撃つ？撃っちゃう感じ？






銀時「！A！！」






するとその時、下から神楽ちゃんと銀時君が飛び出てきた。星海坊主も一緒だ。わーバッドタイミングー。






『んあー…出てきてくれたとこ突然なんだけどさ、とっつぁんが此処に砲撃撃とうとしてるんだ。早く逃げないと大変な事になる』



銀時「…はぁ！？おたくの長官でしょ？！何とかしろよ！！そして何でそんな冷静なんだよ！」



『まァまァ…大丈夫、死ぬだけだから』



銀時「全てを受け入れてんじゃねェ！！！！」






ハタ皇子もターミナルも撃っちゃまずいがチャージの音は止まらないし。あ、終わった。









＿＿＿＿＿＿＿ドォォンッ！！！！！！









そうして……砲撃が撃たれた。おぉ…死ぬのか。意外と呆気ないな。まァでも良いか神楽ちゃん居るし。











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