【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第三十八訓 ページ43

よく見てみると、星海坊主の後ろにもう一人いて。






神楽「ちょ、離してヨ。離れて歩いてヨ」






可愛い可愛い女の子、神楽ちゃん。星海坊主に腕を引っ張られて歩いている。






「何だ、お父さんと歩くのが恥ずかしいのか！？何処だ！どの辺が恥ずかしい？具体的に言えお父さん直すから！！」



神楽「もう取り返しの着かない所だヨ」






今日も可愛いね……じゃなくて！！！！


「お父さん」って言ってたよね。


つまり私の読み通り、星海坊主は夜兎で…しかも神楽ちゃんのお父さん？つまりコレは……








＿＿＿＿＿＿求婚のチャンスって事で良いんだね！！！








イエス！了解したよ！！！行ってくる！！！！






『神楽ちゃっ…ぅぐえっ！！』



土方「オイ待てA」






首根っこを掴まれた。






＿＿＿＿＿＿「まだ勤務中だ働け」






勤務に戻された。えいりあんの死体は気持ち悪くホントもう吐きそうだった。最悪だった。



どうやらえいりあんをお偉いさんが欲しがっているらしく、入国管理局にこのえいりあんの死体を引き渡すのだとか。



…………まァ、本当に死んでいるのか定かでは無いけどね。そうして入国管理局へのえいりあんの引き渡しをしてから私達は屯所に戻った。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





＿＿＿＿＿＿






＿＿








後日。







＜えいりあーん。お前は完全に包囲されている。大人しく投降しなさい。故郷のお袋さんも泣いてるぞ！こんなえいりあんにする為に育てたんじゃないってな＞







実は、えいりあんがまた出たのでまた駆り出された。しかもこの前私達が引き渡したえいりあんの様で更にあの時よりも何十倍も大きく育っている。


そして、一番厄介なのがえいりあんが貼り付いている場所。








＿＿＿＿＿＿国の重要建築物、ターミナル。








おいそれと壊す事が出来ないので、えいりあんへ砲撃が出来ないのだ。傷付けたら私達全員の首が飛ぶ。






＜ねェお母さん、何か言ってやって下さい＞



近藤「お父さん、最後に何て言って死んだかアンタに分かる！？お父さん、最後までアンタの事…ごぶォ！！！」






こんな巫山戯た事しか出来なくて。近藤さんは前と同じ様にはね飛ばされて。私達には手に負えなくて。



…………うん。逃げよ。










と、いうわけで私たちはパトカーで逃げました。
後ろから一般人しおいて何逃げてんだとか叫ばれてるけど気にしない気にしない。











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